【ギャンブル依存症と共に生きる10】180日目
こんにちは、MEIです。
タイトルに関しては、私がギャンブルを断ってから経過しようとしている日数です。(正確にはあと数日後になります)
断った直後は、1日過ぎる体感時間がとても遅く感じておりました。
そもそも辞めることができるのかもわからず、目的に向けた手段が正しいのかも不安で仕方なく、心も非常に不安定だったと思います。
ただ、今はGAでホームを見つけ、仲間にも恵まれ、借金も年内に返済できそうな目途も立ってきており、家族との関係も徐々にではありますが修復に向かっている状況です。正直他の方と比べて相当スムーズなのではないかと思います。
しかし、私が思うに、自身の根幹となる性格、ギャンブルに依存してしまったトリガーとなる弱い部分は何も変わっていないと感じています。
というのも、「どうして今自分はギャンブルを止めることができているんだろう」と振り返った際、『誰にも相談できず、嘘に嘘を重ねて、常に借金のことが頭から離れず、孤独にギャンブルをしていた頃に戻りたくない』
というのが理由だと思っていました。
もちろん間違っていないし、確かにギャンブルを辞める抑止力の一つになっているのですが、GAで分かち合いを重ねるにつれてもやもやが濃くなり、この感情は一体何だろうと考えるようになりました。
考えた末、今出た答えの1つが、先ほど前述した『自身の根幹となる性格、ギャンブルに依存してしまったトリガーとなる弱い部分は何も変わっていない』からなのだと確信しました。
まずギャンブルに触れたきっかけとして、「自分のことを大きく見せたい、友人のグループカーストの上位にとどまりたい、、、」という弱い部分を満たすためでした。
大学生の頃、イケてるグループの先輩たちに誘われて始めて以来、そもそも弱い部分を満たす手段として向き合っていたギャンブルが、いつの間にか一人でもやるようになり、気が付けば、「負けを取り返さないといけない、膨れ上がった借金をどうにかしないといけない、、、」という目的にすり替わっていました。
このような経緯がある中、結局今はギャンブルが止められていても、根本的な弱い部分は改善されていないため、当時のように「イケてるグループの先輩たちに誘われて~」という出来事が起きた際、果たして自分はギャンブルを断ることができるのかと考えたら、今の時点ではきっとできないなという結論に至りました。
この回答にたどり着いた後、「ただギャンブルを辞めてしまえばOKという話ではない、もっと自分の根底にあるものを洗い出して、一つ一つ変えていかないと寛解には程遠いのだな、、、」と改めて実感しつつ、ギャンブル依存症という病気の恐ろしさと根深さを再確認しました。
本当の闘いはこれから。
これを読んでくださった仲間の皆さん、ともに立ち向かっていきましょう。
私も頑張ります。。。!