【麦酒処ぬとり】再訪:カッパの謎を求めて【ブルーパブ】
麦酒処ぬとりは今年(2023年)前期に訪問したブルーパブの中で最も気に入ったお店。というのが前回。
店内の壁に貼られていた「カッパを探してます」の理由が気になり再訪。
時は2023年、8月23日。
埼玉の川口にもカッパ伝説が?
スタッフさん「あ、それ、遠野でもらってきたんですよ。
ホップ関連で遠野に行ったときに」
俺「ああ、遠野ね!あそこ妖怪の地だもんね!特に河童」
あっさり解決した。
まぁそれはそれとして飲もうじゃないか。
■本日のタップリスト
スタッフさん「今日は蜂蜜の日なので、はちみつビールがおススメですよ!」
なるほど~。じゃあ蜂蜜は最後にして、まずは赤しそゴーゼください。
■1杯目 酒美踊場(シュビドゥバー)
これでシュビドゥバーって読むのはキツクない?
しつこくなく薄くもなく酸っぱすぎず軽めのゴーゼ。酸味も塩気も穏やかめ。シソは……あるといえばあるくらいのほんのりとした味わい。
小~中をグイッと一息に飲みほしたい所さん。
もったいなくてそうもいかんのだが(主に金銭的な意味で)
■2杯目~飲み比べセット
俺はビアフライト(飲み比べセット)は基本的に頼まないのだが、そんな信念はポイーしてセット注文。
2、ヨコサワミント。
思ったよりミント軽いな?上立ち香りと喉越しに少し…と思ったが、なんとなく香りの総量が隠れている気がしたため、口の中でクチュクチュしてやるとミント臭が溢れかえってエライことに。
香りが少し籠ってるのか、そういう性質なのか温度のせいだったか。
まぁなんにしろ面白。
3、ぬとくろ
ドイツのシュバルツ(ラガー)スタイルでキリッとしたお味。
と、書かれていたがどちらかといえば優しい味で、スルッと入りやすいコーヒースタウトを連想。
わずかに醤油系の香りはあるかな?(それが悪いとは言ってない)
4、フジミのトマト
トマト感軽めのペールエールサワー。
旨味を感じるのが面白く、そういえばトマトも「ウマミ」の塊だったなと思い出すなど。
トマトカクテルビールのミチェラーダとビーフブイヨンのブルショットをミックスしたコンセプトのビールなど「ウマミ」方向で面白いのでは?などと思考は宇宙の果てに。誰か作ってみない?
■フードとサービス
「今日は蜂蜜の日なので、よろしかったらどうぞ♪」と差し入れてもらったのがこちらの蜂蜜。
詳細は忘れてしまったが、東京の街中で集められた蜂蜜……とかだったように思う。いわゆる百花蜜。2つあるのは季節が違うんだったかな。それぞれに風味はちゃんと違った。
サービスしてもらったら、それ分だけお金を使おうね。
と、いつもは頼まないフードを注文。
ぬとりさんはフードやおつまみというより「おばんざい」なんだよね。
今日のポイントは蜂蜜がかかっていること。
大根の漬物はぬとくろとの相性バッチリであった。
4杯目 B&B(ビービー)
B&Bは島田洋七でもなく10㎝の爆弾でもなく、蜂蜜のビール。
弱めだが蜂蜜ビール特有の風味あり。
蜂蜜ビールの風味って何?って言われてもちょっと困るのだが、蜂蜜そのもではなく少しそれが発酵したような香り。蜂蜜酒とも少し違う。
ベルギーのビーケンやバルバールを飲んでくれ、わかりやすいから。
そして、温度が少し上がってくると「蜂蜜」の香りが強くなってくる。
本体自体にはクセがあまりないね。コレモヨシ。
てなわけで河童の謎は解けた今回、いかがだっただろうか。
行くたびに何か面白いことがある印象が強くなったことだし、また飲みにいかなきゃな。
■情報
アクセス:JR高崎線川口駅西口徒歩10分
会計:カウンターチェック