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アケビを食べてみよう
「食べそで食べないものを食べてみよう」
今回は昨年の秋に食べたました、アケビを。
アケビの身は秋の味覚で、
東北の方だと山に行けばちょくちょく見かけるのですが、
全国ではあまり見かけませんね。
スーパーに並ぶのも珍しいようで。
アケビの身はこんな感じです。写真はフリー画像。
この身がツルからぷら~んと垂れ下がっているわけです。
皮が割れると食べごろ。
そして肉厚の皮に包まれた身はこんな感じ。
黒い種がゼリー状の身に包まれてます。
このゼリーのお味が ほんのり甘いで種は食べられませんので吐き出します。
本当にほんのり甘いです。ほんのりです。甘いです。
それほど糖度が高いわけではないのでほんのりです。
お前さっきからほんのり甘いしか言ってないじゃないか…と言われそうですが
実際、味の9割9分が甘味です。
片栗粉に砂糖を入れて熱湯を注いで作る葛湯風の食べ物に似てる。
しいていうならブドウの香りを100倍に薄めたような、爽やかな風味が少しだけあるので不味くはありません。美味しい部類。でも凄く美味しくは無い。
だがしかし!
実はアケビは外の皮も食べられます。
むしろ外の皮がメインです。
揚げたり炒めたりして食べるがメジャーなので、今回は…
適当に細切りにして!
ミンチと一緒に!
こうして…
こうじゃ!
ゴーヤチャンプルー風に炒めて、オンザライスにして丼じゃぞ!コナン君!
味は苦い。
ゴーヤから青味を取り除いて、苦みを少し増して、
果実らしいふっくらとした食感をプラスしたようなイメージ。
ふっくらとした皮が味を吸い込むので、鶏ガラや肉の味・脂の味が全体に良くからむ。
こうして料理すれば、めっちゃ美味い。
鮮やかな苦みにハシが進む!
苦味(にがあじ)が苦手な人にはオススメしがたい面もあるが、もうそんな人のことまでかまってられん!
うめー。
そんなアケビですが、足が早い。
皮が割れちゃうと日持ちがしないので、中のゼリー状の身が乾いてきてるとアウト。外の皮を食べる分にはさほど問題はないように見えますが、やはり新鮮ではないようで皮の味や食感も少し落ちます。
オススメ度 皮:A 苦くてウマイ!
身:C ほんのり甘い