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居酒屋&クラフトビール 溝の口飲み歩記 【前編】
今回は前後編。
田園都市線の特異点「みぞのくち」で盛大にいくぜー!
■前説
首都圏の面白い&美味しいブルワリー情報が欲しい!
地方民だが仕事等の都合で、たまに多摩に出かけることもあるため、特に町田~新宿~神奈川エリアの情報は喉から手が出るほど欲しい。
既にお気に入りのブルワリーは何軒も見つけてはいるが、まだまだまだ見ぬ未踏のブルーパブに行きたいわけだ。
もっと情報くれください。
そんなこんなで、次に行くブルーパブ候補の1つが「みぞのくち醸造所」
「美味しい」という友人の口コミを大前提として、月曜日営業も実に都合が良い(都内のビアバー&タップルームは月曜定休が多い)
そのうち行こうと思いつつ先延ばしにしていた2024年7月。
ツイッターで溝口がバズってた。
深夜に鬱っとり pic.twitter.com/FzzmE0Ofgh
— ニュー伊吹 (@ibukiinterpress) July 3, 2024
うわ~素敵なトタンとレトロ風景。戦後の闇市系佇まい。
立ち飲みしてえなぁ。行きたいなぁ行こうかなぁ。
2軒目にみぞのくち醸造所で。
そんなことをボソッと呟いたところ、あれよあれよと同行者有志が集まり、透明感あふれるアイドルユニット「のくちル」を結成。
1stライブ(飲み会)は3日後と決まった。
判断が早い!
■そもそも溝口ってどんな町なんだし?
いざ溝口に着いてみたが、ここがどういう町だかさっぱりわからない。
天体戦士サンレッドの舞台なのは知ってる。
田園都市線の中ではちょっと毛色が違うとか?
集合時間よりかなり早くに来たので軽く町ブラだ。
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今はQsモールになってしまった大阪阿倍野の商店街を思い出す。
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なるほど。溝の口は川(溝)の入り口の意味で、町の発展は大山街道の宿町が下地になってるのか。なるほどなるほど。
溝口全体は適度に庶民的な住宅街と賑やかな駅前。
特にこの商店街や周辺の居酒屋はレトロさが人気の様子。
■1軒目 炭火焼鳥屋たまい
18時。溝の口駅前に5人の勇士が集結。
ほとんどの方とは初顔合わせで、内気で引っ込み思案な俺は超緊張。
対戦よろしくお願いします。
早速、飲み屋に繰り出すが、煙立ち込める先ほどの屋根付きエリアは既に満員。そもそも狭い店が多いので、この人数で入れる店が限られている。
まずは軽く1杯小手調べということで「炭火焼鳥屋たまい」さんへ入店。
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溝口を中心にするローカル居酒屋チェーンとのことで箱が広め。
建物は昭和の何かの店をリノベしたらしく、明るさ&新しさの中にも少し年季が滲み出ていて、サックリ飲む雰囲気にはマッチしてる。
オツマミや串の盛り合わせなどで軽く飲んでお会計。
■2軒目 大衆酒場 酒吞んで蛙之介(溝の口店)
いよいよ本腰を入れる2軒目。
溝口をホームグラウンドとするRaksyaさんおススメの「大衆酒場 酒吞んで蛙之介」へ。
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ホッピー、バイスサワーといった関東(東京)レトロな飲み物だけでなく、フルーツたっぷりサワーもあるのが嬉しい。次がブルワリーだからビールはセーブしたい私。
料理は肉豆腐、名物焼きそば、焼き鳥、揚げ物、居酒屋系メニューが豊富で美味しそうなものばかり。
「フード」というより「肴」と「当て」と「飯(めし)」だ。
Raksyaさん「(スッ)実は常連なので裏メニューが頼めます」
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マジで食べたい&飲みたいメニュー多すぎる。多すぎない?
「(実は)裏メニューは来店2回目から頼めますよ」
などと言ってるRaksyaさん、ほぼ全ての料理に詳しいのでガチ常連の様子。表と裏のメニューからオススメをピックアップしてくれるので、ほんとにありがてぇ。
俺「この、たませんというのは?」
Raksyaさん「関西の人は好きだと思いますよ。えびせんの間に卵を挟んでソースで味付けした……」
俺(関西出身)「あぁ、タコセンの卵焼き版か!食べる食べる!」
まずはポテサラと肉豆腐が着弾。
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むぅ。このポテサラすごいよ!
中はしっとり、外にはパリパリ食感。
奥に見えている肉豆腐も180円の乙な味わい。
神アイテムだなこれ。
そうこうしているうちに、たませんも到着
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関西出身者2名、大喜び。
後で調べてみると「たません」自体は名古屋発祥らしいのだが、それはそれとして「エビセンにトロッとした具を挟みソースタップリ」は関西の「たこせん」に極めて近い。兄弟くらい近い。
大阪の「イカ焼き」デラバン風でもあるから近親度がなお高い。
のすけ漬けや梅水晶なども頼みつつ、酒もおかわりおかわり。
もうブルワリーいかなくて良いんじゃないかな?
ここがアンドロメダ終着駅でも良いんじゃないかな?
もうゴールしてもいいよね。
と何度も頭をよぎる楽しく美味しいお店だった。
うーん満足。
そして5人で飲んで食べて満足してこの値段
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うっそぉ。1万円いかないの???
1人2000円切ってるやん。
凄いわ蛙之介。また来ます!
次回は、ほろ酔い気分でみぞのくち醸造所だ。