ライオン・スタウト
今回はスリランカのビール、ライオン・スタウト。
輸入ビール時代を通ってきた古参のビール好きにはお馴染みの名品。
スタイルはストロングスタウト。
特徴としては
濃いカカオとコーヒーのようなこってりした厚い味わい。
しっかりと強い甘さ。8%のハイアルコールの飲み応え。
ギネススタウトなどのドライスタウトとは違った、ストロング・スタウトならではの濃い黒の魅力。
しかもこれでちょっとお安いから言うことない。
濃いスタウトとしては、甘いスイートスタウトの『アサヒ・スタウト』、トロピカルスタウトの『ギネス・フォーリン』、そしてこの『ライオン・スタウト』が定番銘柄だった。
というのがクラフトビールブーム以前の立ち位置。
10年~15年前に、私が飲んでいた時の感想はだいたいこんな感じ。
さてさて。
それじゃあ「今」飲んでみるとどうなんだい?
クラフトビールがブームになり、ハイアルコール&濃いスタウトもそれなりに手に入る、現状だとどうなんだい?
美味しいのかい!?普通なのかい!?どっちなんだい!?
いやぁそりゃあもちろん、今でもやっぱり美味しいですよ。
当然だよなぁ!
濃さ、甘さ、アルコール、カカオっぽさのバランスが良い。
ただまぁ、突き抜けたオンリーワンでは無くなってしまったけど。
インペリアルスタウトやロシアンスタウトをそれなりに見かけるようになりましたし。
クラフトビールブームの流れにはのってないし、選択肢が増えた中で相対的に埋没しがちだけど、これより美味しいストロングスタウト(インペリアルスタウト)ですか?
と、内心思ったりしてる指標の銘柄(俺の中で)
まぁ、飲んだことない人は四の五の言わずに飲んでほしいし、ご無沙汰の人も飲んでみようぜってことですよ。