吉祥寺 P2B Haus 距離感が心地良いクラフトビールレストラン
クラフトビールの飲み放題がしたい!!!
したいんだよ!!!
唐突に強く思った。
「飲み放題やってる店にいけばいいじゃん」
と言われそうだが、残念ながら私が住んでる地域ではほとんどない。
そもそも、ブルワリーもビアバーも少ないから……。
例え!東京まで飲みに出てきても!
2名様から~の場合がほとんど。
俺はおひとり様なんだよ!!!!!!
そんな折。
吉祥寺のビアバーP2Bさんが
平日夕方から限定で、飲み放題プランをやっていると小耳にはさんだ。
しかも、お1人様可!!!
あなたが神か!?
そうとわかれば行ってみよう!飲んでみよう!
ガチャガチャした駅前を抜けて飲食店ビルにお店発見伝。
店内は白と木と暖色系のライトでまとめられていて暖かい雰囲気。
■本日のタップリスト
1、カンパイ「CTO Hazy IPA」(Hazy IPA)
2、忽布古丹「The Culmination (ザ・カルミネーション)」(West Coast IPA)
3、Let's Beer Works「Weissss!!!!」(South German-Style Hefeweizen)
4、所沢「スモークレモン」(Smoked Fruits Ale)
5、SHIKI「BLACK」(Old Ale)
6、京都醸造「上昇気竜 (RISING DRAGON)」(Red IPA)
7、COEDO「Prism」(Double IPA)
8、宮崎ひでじ「春待ちうさぎ」(American Belgo-Style Ale)
9、NOMCRAFT「Tengu Groove」(American Pale Ale)
10、Egret「HAPPY GUY」(Non-styled)
11、Mountain River「Sun and breeze」(Fruit Ale)
12、KUNITACHI「天体観測」(Cold IPA)
■飲み放題システム
そしてメニューのこの左側。
★マークがある銘柄が飲み放題対象銘柄です。
私はこれを気付かずに飲み始めてしまい、やらかしてしったのだが、
まぁそれはそれとして。
■ノムクラフト TENGU GROOVE(アメリカンPA)
1杯目は和歌山ノムクラフト。アルコール度数5.5% ABU:40。
なんか注文した時にカマドブリュワリーとちょっと勘違いした気もするが、たぶん気のせい。
アメリカンPAとのことだけど、今風にクリーミーでトロピカルフルーティー。ライチとパイナップル、みかんのような風味。
ノムクラフトのビールは酵母を強めに感じることが多くて(個人的意見)、今回もちょっとイーストっぽい。さほど嫌みではないレベルなので美味しく飲める範囲。
■カンパイブルーイング CTO HAZYIPA
2杯目はP2Bさん4周年コラボビール。
まろやかでジューシーなホップジュース。
「良く出来たHAZYだな」と感じさせられる。渋み辛味が無いのも私好み。
定番のホップの香りはミカン、バナナ、パイナップル……かな?
今日の俺はミカン強めに感じる模様。
■レッツビア Weissss!!!!!
South German-Style Hefeweizen
こちらもコラボ周年ビール。
ヴァイツェン苦手だが「SSSSグリッドマン」っぽいな?と注文。
バナナよりはクローブ香主体かも。
案外とラガーっぽいというか全体のシルエットはそれほどヴァイツェンしてない。得意ではない中で、そこそこ美味しく飲める範囲だった。3杯目。
■久我山マウンテンリバー Sun and breeze
度数は4%。4杯目だし少し中休み。
温州ミカンの果汁を利用。乳酸発酵させたモルトを使用し、フルーティーでキレのあるビールらしい。
んまぁフルーツ乳酸って味。酸味自体はそこまで強くないのでヤクルトとかピルクルのような円やかさ。これでトロ味もあるともっと薄めのフルーツ乳酸菌飲料っぽくなるかな。穏やかで中休みにちょうど良かった。
チョイスして正解(エサクタ)
■Happy GUY Egret Brewry
聞いたことない醸造所さんだわね。6.5%、IBUは20。5杯目。
鏡餅をイメージしたビール。ミカンを使用。
またミカンか!今日はなんだかミカンづいてるな。
俺の注文の仕方と味覚が偏ってるせいだけど。
鏡餅……はわからない。
ただ、ミカンとオレンジ系が強くてまろやか。
素直に美味しいって感じるタイプかな?
■所沢ビール スモークレモン
所沢ビールの定番銘柄。所沢ビールではスモークレモンとファラオが突出して旨い銘柄だと思う。
今日のスモークレモンはレモン強めで軽め。
前にビールイベントで飲んだ時はもう少しドッシリしてた気もするが。
まぁでも美味しい。
6杯目。
7杯目はホップコタン カルミネーション。
ストレートなウエストコーストなアメリカンIPAで目が覚めるね!
ホップコタンのビールは捻りすぎぃって思うことが多いけど、これは素直においしかった。
8杯目のラストは SHIKIの BLACK
ハイアルコールなオールドエールを時間いっぱいのんびり飲んで終了。
もうこのへんは写真撮るのがめんどくさくなっちゃってる。
■まとめ。程よい距離感で居心地が良い……
本日、お店のスタッフは2名さん。
ベテランっぽい女性Aさんと若さがみなぎった女の子Bさん。
Bさんは大学生くらいか?
私が飲んでいると時々Bさんが話しかけてきて、私が答える感じ。
Bさん「かなりビール飲んでるんですか!?」
私「まぁ……地ビールの時代から飲んでるから…それなりに」
Bさん「すごいですね!」
こんな感じ。
時々専門的っぽい話や昔の話になるとAさんがフォローに入る。
私「好きなスタイルって言われると何でも好きなんだけど、ランビックやアルトとかヴィエナとかも好きですね……」
Bさん「?????」
Aさん「アルトやヴィエナは、ちょっと焦がしたモルトを使う赤っぽいラガービールで……作ってる醸造所は少ないですね」
私「ですねー。田沢湖のアルトとかツム・ユーリゲとか好きです」
(ここから地ビール時代の話へ)
うーん、気持ちいい。
初心者っぽい人にね、偉そうにペラペラしゃべらせてくれるのね!やっぱ気が狂うほど気持ちええんじゃ。
しかもウンウンって素直に聞いてくれた上に、どんどん答え返してくれるのも気持ちいい。
さらにベテランの人は深めの話にしっかりついてきて、返してくれるのでこっちも気持ちいい。
ワイの中の厄介ビアギーグの心が癒される…。
さてそれで、少し話は変わって。
飲んだビールの写真って、後で見ても何のビールかわからなくなりがち。
今は画像にテキストメモを書き込む方法もあるけどさ。
アナログ方式の方が面白いかなーって。
(NAMACHAん Brewingさんの看板方式のパク……リスペクト)
後で総量的に見ることができるし。
んで、スタッフのBさん。このメモに興味津々である。
ワイ「……(ビールの感想をメモメモ)」
Bさん「………(ガン見)」
ワイ「……見ます?」
Bさん「良いんですか!!!!ぜひ!!!」
渡す。Bさん見る。読む。
Bさん「すごいですね!!!読むとそのビール飲みたくなっちゃいます!」
ワイ「えぇ……(困惑)(自分でも時々読めない文字があるのにぃ)」
まぁ、全体的にそんな感じ。
ちなみに。
ワイ「スタッフさん入れて写真撮らせてもらっても良いですか?」
Bさん「良いですよ!!ニコッ!ピース!」
Aさん「いっぱい宣伝してください、楽しみにしてますね」
ワイ「えぇ……(困惑)」
そんなこんなで楽しく過ごせたお店でした。
繋いでいるタップはIPAやヘイジーが多めだけど、他のビアスタイルも豊富なので、私みたいに色々飲みたい派にはとても有難い。
平日限定の飲み放題も時間ゆったりで値段もお得。フードもおいしい。
スタッフさんも、ゆったり温かい接客で緩急もしっかりついてる。
満点!満点です!再訪決定!!
店名の由来を聞くのも忘れたしな!
たぶんP2Pと関係あるんだろうけど。