マーマイトを食べてみよう
紅茶の気品あふれる香り溢れるブリカs…英国流朝ごはんと言えばやはりトーストにマーマイトである。本当です。本当らしい?
名前だけなら皆さんも聞いたことあるだろうが、実際に食べたことある人はそれほど多くあるまい。
そのようなわけで、マーマイトを通販で購入。
ここはオーソドックスにトーストに塗って食べてみようじゃないか。
瓶に入ったマーマイト様はちょっと粘りの強いチョコレートのような色合いだが、溢れる酵母臭が見た目を裏切る。
味噌のような香りにも少し似ているが、ビール酵母を固めた医薬部外品のエビオス錠に似ておる。それは食い物なのか!?ドバドバなのか?
掴みはそれくらいにしてマーマイトをたっぷりと(少しだけ)塗り……塗って……塗れねえ!
マーマイトが固くて上手く塗れない!
あ・・熱で少し溶けてきた。これで塗れる。
こうして塗り終わったトーストにかぶりつくと、コクのあるショッパイ酵母味。
味噌と醤油を隠し味に添えて。
それ以上に特に表現のしようがない。
バターを塗ってからマーマイトを塗って食べるのが本式、という話もあるのでそちらもやってみたが、少し塗りやすくなって少し味がマイルドになるくらいだ。バターってそんなに安くもないのに、なんでマーマイト食べるためにわざわざ消費せにゃならんのだ!
バターをガバガバ使える牧畜王国と違って、こっちは農業王国やぞ!
北海道ならともかく! そもそも日本は王国じゃなかったぞ!
ちなみに。
実は以前にオーストラリアで食べられている「ベジマイト」も食べているのだが、やはり似ている。
強いて言うなら、ベジマイトの方が塩気は少し弱く、味はさっぱりしているかな?この塩気と酵母臭の前では些細な差でしかないが。
塩味:B (かなりすごい)
オススメ度: C (興味があれば買ってもいい。たぶん余るけど)