808ブルワリー・ESB
今回は栃木県小山市の808ブルワリーさんのビール。2021年から営業を開始した新しいブルワリーさんで、地元(小山)の農作物を使っているのが特徴。
今のクラフトブルワリーは地元の特産物を使うのも珍しくないけれども、小山市は以前日本一の大麦生産地になったほどの大麦の産地らしい。他にもいろいろな麦が特産物だとか。なるほど?
さてさてそれで今回飲むのは、エクストラスペシャルビター(ESB)。元はイギリスのスタイルで、私が好きなスタイルの1つなんだが、国内外でも作ってるとこは少なくてね…という気持ちで手に取ったら、原料の1番最初にハトムギ茶と書かれていたところが決めてになって購入。
味わいはカラメル強め。適度に香ばしく少し焦がしたような麦麦しい香りが強い。しかも麦茶?ハトムギ茶?のような独特のクセがある。これハトムギ使ってるって事前に知らなくても、なんか他のカラメル系のビールと違うな?と感じられると気づけると思う。
一方でボディはかなり軽い。全員ではないけど人によっては薄いと感じる程度の度合い。いわゆるローモルト系によくあるヤツといえばよくあるヤツやつだけど、それゆえに「はと麦茶」とカラメル感が引き立ってる。
口当たりはほんのり甘いシュッとした全体像。ホップはそこまで効いてないこともあって濃い目で豊かなESBを想像してると面食らうだろうなって。
独特のカラメル感、軽めのボディなどなど個性強めのESBだがそこがまた面白い。808ブルワリーのビールの中では1番のお気に入りかも。またそのうち機会を見て買ってみよう。