フリーモント・ブリュー5000
フリーモントだから美味いに決まってる。デーツとバーボンのバレルエイジドバーレイワイン。
それはある日の、南会津マウンテンブルーイングさんのタップルームにて。
2杯くらい飲んだ後に、「フリーモントのバーレイワインが美味しいよ!シェアして飲むのはどう?」と勧められるままに飲んだもの。
フリーモント醸造所のヘイジーとデカ瓶は間違いない。俺的勝率100%。
グラスに注ぐとびっくりのバーボン臭。
バーボンバレルエイジドじゃないですか!やったー!
ベースは甘口で深く円やかなバーレイワイン。ホップが弱々でごっついゴッツイモルティ……。これはイングリッシュスタイルですかね、ですね。間違いないね。バーボンだけどイングリッシュスタイルというのはちょっとした多国籍感で、口の端でニコッとするような微かな面白さ。
んでまぁ、かなり甘い。そしてダーク系でフルーティー。
黒砂糖とザラメと麦芽糖を溶かしてから、甘さは少し抑えたものを濃縮したようなボディ。そこに蜂蜜とメープルシロップを垂らしたような香り。
フルーツはなんだろうこれ、デーツ&アンコ風味が50%で、残りの50%は様々な種類のダークフルーツがミックスしたような複雑さ。
そして薫るバーボンウイスキー。バニラは抑え気味だが、ウイスキーのフレーバーがほどよい深みになって沼のように美味い。
200mlくらいで映画1本見れるくらいの深くて濃くて甘い味わい。
1人で開けるなら3日かけてのんびり飲み切ってもいいねこりゃあ。
また飲みたいと思う良ビールでしたわ。
ちなみにブリュー5000は5000回目醸造の意味とのこと。