ローグ・デッドガイエール
どうも。ビールのお時間でごぜーます。
今回はアメリカのローグ醸造所、デッドガイエール。
ローグ醸造所は何気に色々なバランスのビール作るよな。
ネーミングとラベル絵、ラベル情報の「度数6.5%」から、ホップの利いたブラウンエールかそのあたりだろう…。と想像して購入。
どうでもいいけど「~ガイ」のフレーズを見ると、平井和正のウルフガイシリーズを連想するんだがわかる人おる?
開栓して注ぐと、アンバー~カッパーの液色にホップの華やかな風味と蜂蜜のような香り。おやおや?と思いつつ飲むとかなりモルティ。
麦芽の優しいコクと甘みが広がる。
重さと濃厚さと甘さが適度で押しつけがましくないモルト。
蜂蜜のように美味い。
アメリカビールらしくホップ風味はしっかりしてる。
苦いのは苦いし後にもひくが、これもまたそこそこでマイルド。
飲み口が滑らかすぎて、エールじゃないような気がするゾ?
と思い調べて見ると、マイボックスタイルだった模様。
※マイボックはドイツのスタイルの一種で、5月に飲む(だからmay)ため秋冬に仕込んで作ってた。下面発酵タイプ。
納得。
アメリカらしい潤沢なホップ風味と、麦芽のモルティさのバランスが良く、
ミドルボディながら滑らかで穏やかなビール。
───あれ、チョット待って?
ラガーかと思ったけど、銘柄名はエールだな?
■追記
調べてみるとボックスタイルは初期の頃、上面発酵系の酵母で作られていたそうなので、拡大解釈すればエールでもスタイル的には問題ないと言える(のかも)。
デッドガイエールに関してはローグ醸造所のエール酵母「パックマン」で醸造しているとのこと。