あくらビール・川反ラガー
読みは川反(かわばた)。蜜のようなボヘミアンピルスナー。
川反は秋田市の地名で、秋田藩久保田城の城下町で武家屋敷と川を挟み反対側の地域として川反(かわばた)という地名がついたそうな。
まぁめっちゃ美味いラガーです。するっと入って、膨らみ、ゴクゴクと喉を通っていく。あ~川の流れのように~。
まず香りが良い。
蜂蜜のような甘い香りと菊とかフェンネルとかユリとか菜の花とか、まぁそんな感じのとにかく良い匂いの花の集合体みたいな香りがする。
こりゃ涎が出てたまらんなぁってところで口に含めば、スルスルッっと入ってきて、フレーバーとモルトの旨味がまたブワッと膨らむ。
花の香りと蜜の香りが液に溶け込んでいて実に幸せ。
飲みごたえと喉越しは適度なバランス。
キレキレという感じではないが、喉越しの後に風味はスイーッと溶けて、また次の一口を含みたくなる。
ホップの香りは効いてるとして苦みについては、正直ロットごとにちょっと変わる感じあるけど、今日のは苦みが柔らかめ。
こっちの方が私好みじゃよ~。
これならほんと3リットルは飲める。飲みたい。
あくらビールのレギュラー銘柄は美味しいものがいくつもあるけど、特にこの川反ラガーと秋田美人のビールが白眉でございます。うめぇ。
2021年に終売になりました……うーん、悲しい!