【静岡ブルワリー巡りの1】港町の沼津クラフト【タップルーム】
※コロナ禍の前の訪問になりますが、祈りを込めて。
3月上旬に静岡の醸造所を攻めた2泊3日の旅のレポート
1軒目は「柿田川ブリューイン(沼津クラフト)」のタップルームだ!
例によって前置きが少し長いので、逆に後に追記形式でくっつけとく。
沼津駅に降り立つ。写真は暗いが昼間です。
写真下手くそマンで済まぬ……済まぬ……。
さてブルーパブへのアクセスですが。
地図で見る限り1kmちょい程度の様子で、余裕で歩ける距離だが。
駅前から豊富にバスが出てるのから楽勝……と思ったら、どのバスに乗ってどこで降りるのか、沼津クラフトのHP見てもわからん…。
これはビアクルーズさんに詳しかったので助かった。
"沼津駅の南口から沼津港行きバスに乗り「旭町」で下車(だいたい5分ほど)"
バス停に降り立つと、街角に噴水のような円筒分水のようなもの発見。
ジョボボボと豊富な水量。地下水なのか用水なのか…。
※後で調べると、「千本緑町の湧き水」として、知る人ぞ知る名水らしい。ポリタンクとかにいれて持って帰っても良いみたい。
飲んどきゃよかったNE。
はい、到着~。
この日は外にまで人が溢れてたのでしばらく待ってから入店しました。
街角の小ビルの一階のような雰囲気。
詰めてもらい着席。
タップとメニューが正面に来る良いポジション。
10タップは多いな!
スタッフさん「実は10でも全然足りないんです…色々作りすぎて」
沼津クラフトさんはイギリススタイルが特徴。
1杯目はズバリ目的の銘柄、マージーサイドESBを注文。
「光に透かした時の赤い色味が出てると良い感じなんです」と
すごいフランクな醸造長(さんっぽい人)さん曰く。
実は最初に出してもらったのが、ちょっとアレだったらしく
醸造長さん「こんなんじゃだめだ!」と入れ直してくれまして。
良いESBですわ。エクストラスペシャルビター。
イギリスらしいモルトが主軸感。麦芽は甘すぎず主張し過ぎず、少し焙煎が強めの麦芽感とか、クラッカーのような味わいあり。
ホップの主張もそれなりにあり、キレもよく美味い。
何杯でも飲めそうなところだが、色々飲みたいわけで……。
千本ペールエール。戸田柚子ヴィット…と飲んで
ディストピアインペリアルスタウト。11%。
強烈に甘い!麦芽が濃い!ダークフルーツ感つよつよ。
カカオやアルコール、ちょっとプラスチック系の風味があって癖も強い。
全体的に完全なイギリススタイルからすると、少しホップ強めのバランスだとは思いますが、美味いのでヨシ!
それにしてもさっきから何故にベルギーグラス。
というわけでラヴァポーターと、千本ペールエールの瓶お持ち帰りを購入し退店。ありがとうございました。
店の人も客層も全体的にフランク。
南国のBARを感じさせる少しけだるく明るい感じのタップルームでした。
港町っぽいぞ!
※メニューの左下の一騎は一騎醸造というファントムブルワーさんが沼津クラフトに就職。沼津クラフト内で展開する形になってるそうな。
そういえば駅に降りたときに、気づいたんだけど、
沼津ってラブライブの町だったんじゃん!
今度は履修してから来ます(ラブライブは見たことない)
■情報
アクセス:JR沼津駅から 徒歩約25分
JR沼津駅前から伊豆箱根バスに乗車
旭町で下車(約5分)→ 徒歩2分
営業時間:12:00~20:00
不定休
基本価格:グラス 600円~700円
キャッシュオン
■静岡行きの前置き
2020年の2月。栃木のプレストンエールさんが親会社の合併に伴い3月半ばで事業を終了ことが発表されまして、とてもとてもショックだった。
というのも、プレストンエールと言えば日本のクラフトビール醸造所の中でも、イングリッシュスタイルで有名。特に近年は美味しさがグンと上がっていただけにショックが大きい。
俺は美味しいイングリッシュスタイルのビールを何処で呑めばいいのか、どれを買えばいいのかという危機感も抱いた。
安定して買えるブリュワーさんはどこだ!
そんなおり、私一推しのビアバー「エデン特急」さんが、沼津クラフトのESBを繋ぐという情報が流れてきまして……。
エデン特急で繋ぐビールは美味いに決まってるだろ!!
「沼津クラフト」の醸造所名と銘柄……覚えたぞ!
前置き3。
ビールのVチューバーであり、友人のランビックさんが、静岡のあちゃこちゃにビール飲みに行ってた。羨ましかった。
あれ?調べたら俺もいけるやん。宿も安いやん!よし!行ったろ!
そして静岡2泊3日の旅へ。
2日目へ。続きます!