十条・Beer++。飲んで食べての十条駅。【ブルーパブ】
唐突だが、凄いな十条!
ブルワリーに行くために初訪問したら、想像より遥かに面白い地域だった。
今回の目的地は駅そばにあるBeer++。
以前の醸造所名は「十条すいけんブルワリー」
とくればピンと来る人もいるだろうが、「もぐらビアキャンプ」で出されていたピーティーな銘柄が美味しかったので訪問してみた……らば、ブルワリー名が変わっていたので驚いた。
メニューの下部にセゾン・デュポンやオード・グーズが並ぶ。
ベルギービールを置いている店は、クラフトビールの流行りだけに乗ってないことが多いので信頼度が高まる。
1杯目 目覚ましIPA 6.5%
ベルジャンIPAとのことで注文。
うーん?………普通のIPAでは無い。
パッションフルーツや胡椒系スパイスも少しあるが、ベルジャンストロングな桃の熟した香りを感じる。かなりエステリー。
2杯目 東京ワインポーター 6.5%
東京ワイナリーで使用したブドウの搾りかすを使ったポーター。
東京ワイナリーがどこかをそもそも知らないが、それはさておき。
アイスコーヒー7割。飲み進めると温度が上がりブドウ風味がトロトロと出てくる。赤ワインと果実味、渋味とポリフェノールを色濃く感じられる。ワインポーター名の通りの味。残糖もそこそこあるので、スッキリとはしていない。個人的にはもっとしっかり甘味があってもいいかな。
ブドウの搾りかすを副原料に使うビールは、最近見かけるようになってきた。サスティナブル、SDGs、地域への取り組みなどなどが理由なのだろうが、使ったことが明確に美味しさに繋がってる銘柄は、飲んだ記憶がないので、そこのところ頑張って欲しい気持ちはある。
3杯目 ヘーゼルナッツポーター 11%
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口に含んだとたんヘーゼルナッツ過ぎて頭がバグった。
なんだこれ?なんだこれ?
ヘーゼルナッツを副原料に使うビールは色々と飲んできたが、ここまでヘーゼルナッツが利いたビールを飲んだのは初めて。
ナッツのお菓子でもここまでのヘーゼルナッツじゃないだろ!というレベルの香りの強さ。
これは本当にビールなのか?
ナッツを発酵させた何かなのでは?あるいはリキュールでは?
高アルコールでウイスキー風味だな。
ナッツ+ウイスキーという味わいで非常に飲みにくいし、あまり美味しいとも思わなかったが、だがそれが良い。とてもとてもユニークだ面白い。
少量提供は納得。200ミリでも持て余すよこいつわ。
■感想
ピートイットに惚れて訪れたブルワリー。
ベルギー系とフレーバービールが優れているかな?
良い意味での飲みにくいビールが好きになれそうだ。
それに十条駅のロケーションが強い。
馬肉を食べに行くついでに寄るとか、赤羽やさいたま副都心のついでに寄るとか、東京遠征の途中に寄るとか、そういった組み合わせがしやすい。
何よりピートイットをまた造るなら飲みに行きたい。
情報
会計:レジカウンターチェック