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エンデューロ日記 No.47 - 速いマシンは美しいのか。
最近はあまり聞かなくなったが、レースに携わる人たちの間でよく使われた言葉である。レースおたくのような若者だったぼくは、RIDING SPORTS等のレース専門誌をよく読み、やはりこのフレーズによく行き当たった。そして当時は、それを額面通りに受け取り、例えばそれは機能美のようなものを指しているのだと思っていた。フォーミューラーワンのレーシングカーや、ホンダやヤマハのGP500マシンなど、いかつくも流麗な形をしていて本当に美しい。空を飛ぶ鳥の美しさも、一種の機能美といっていいかもしれない。
空想の中に生きるような少年の時代を過ぎ、ずいぶん経ってから、いやまてよ「速いマシンは美しい」というのは、違った意味だったのではないかと気がついた。
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