個展をする理由。
個展というより、展示というより、
「生きる美しさを感じられる空間」が創りたい。
その表現方法が、生きる美しさをこめられると氣づいたのが、わたしの場合は
「アート」と「写心」と「ことば」だった。
何年前からか、もう2年ほど経つのか、
ずっと目指すところは変わらない。
” 生きづらさを生きる美しさへ ”
あの苦しみは、今のわたしをつくってくれた。
死にたくて生きたくて、自分が世界でイチバン大嫌いだったけれど、
そんなわたしが、生まれ変わった。
生きるって、美しいと思えた。
アート。
心の絵を描くと、生きてるって感覚がする。
感情って、喜び、怒り、哀し、楽しさ、ことばでは限られるけれど、
ほんとうは、そんな1つのことばに収まらないほどの色や形があると思う。
だから、絵を描く。やっぱり、あの日の喜びと この日の喜びは全然ちがう。
その一瞬一瞬が、儚くて美しい。
今回は、できるならそのワークショップもしたいな。
2,3回させてもらったことがあるのだけれど、
それを通して「生きる」を感じてくれた人がいる。
描いてもらった絵には、その人だけの美しさが現れる。
部屋でなくても、自然の声を聞きながら公園でもいいな。
写心。
わたしにとって、以前展示した作品を分類すれば
「自然」と「愛おしさ」「いのち」と結びついた。
「日常」に「幸せ」を見つけるみたいに。
わたしにとっての日常の「くらし」や「旅」から、その先々での「好き」を切り撮る。
写真に心が宿って、「写心」となる。
「生きる美しさ」が感じられる写心。
もう一度、個展を開く前に。
理由をことばにして考えてみる。
第2回の個展、開いてみます。
2022.8.21
Emi