育てるべきは新人ではない?
兼務ですが、この5年間で20名以上の新人さんの採用に携わり、直属の部下として預かり育ててきました
時と場合によるけれど、私の元にいるのは半年~2年間
仕事を覚えた新人さんは前線に送られますが、常に後方支援のフォローも続けています
育てるといっても、その人その人に合わせて育ちやすい環境を考えて土壌を整え、厳しくしたり、甘くしたり、成功したり、失敗したりを調整しながら繰り返しているだけなので、育てているなんておこがましくも感じます
誰かに育てといてと投げたくなる時もありますが、なりより安心して新人さんの育成を心から任せられる人材の不足が半端ない
そう、若手や新人さんを育てるのに必要なのは育てられる技能を有した社員なんですよ
いきなり、なんなのかわからない種を育てといてと農業未経験の人に渡して、上手に育てられますか?
そのくせ、育たなかったのは種自体が悪かったからとか言うんですか?その種を選んだのは会社ですよね?
種の選び方が悪いんじゃないんです
ちゃんとこういう種なら水をいっぱいあげてみようとか、今度は日陰に置いといてみようとか、種ごとに考えて試行錯誤を繰り返して育てる技能を指導側に教育する事が必要なのだす