犬の気持ち
犬って、かわいいよね。理由考えていこう。
1 動物だから
2 毛が生えているから
3 目がある
4 性格が良い…?
5 私が犬になりたいから
神「犬になりますか?」
なりたいね
〜〜〜
異世界にやってきました。
あれ…?この姿は…?
四足歩行、全身に毛、目も見える…!
犬だ! ワタシ、犬になったようです!
前足を空中にかざすとステータス画面が出てくるようです。
私のステータスを見てみましょう。
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
種族:人間 血液型:16 住所:??
攻撃力:1
防御力:1
素早さ:220
犬らしさ:220
チートスキル:死ねない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
え?人間なんですか?
犬らしさは恐らくカンストの220なんですが…
あ、音がします。道を歩く音です。
会いに行きましょう、誰かいる。
「あの、私って犬なんでしょうか?」
「どこからどうみても犬です。犬ですが、あなたからは人間が見えます。」
喰い殺しました。私は人間なんかじゃない。なんなんですか。ステータスも道行く人も…。
あれは…猫ですね。あの子にも聞いてみましょう
「私って犬ですか?」
「ニャ!」
喰い殺されました…
獲物だと思われたようです。死ねないので、殺されたわけではありませんが。
とりあえずあの小屋で今夜は寝るとしましょう。
チュン!チュン!
スズメが…うるさいですね…食い殺したい…
お腹も空きました。昨日の人間では一日持ちません。
街へ行くとしましょう。犬である私はとっても優遇されます。
神「鏡、いる?」
いりません!私は犬ですから、自分の姿を確認する必要はないですね。
それにしても四足歩行、疲れます。
ビグ街につきました。私の犬を証明します。
犬を証明するにはそうですね。芸をしましょう。
ワタシはテーブルの上に立ち、手を大きく振り回し、こう言いました
「効率の悪い水車!」
だれもわらってくれません。みんな機械を見ています。スマホですかね?
「あなたは人間です。自分を犬と思い込んでいる一般人です。」
「誰ですか?」
「警察です。昨日一人死んだ。あなたが食べました。」
「マジか」
私の物語は終わってしまいました。
完
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?