2022Jリーグ開幕戦~川崎フロンターレVS FC東京~試合後レビュー
今日からいよいよ始まりました。2022年Jリーグ開幕です。
ゴリゴリのフロンターレファンの筆者がフロンターレ寄りのマッチレビューを書いていきます。
新生FC東京は強かった
結果は1−0でフロンターレが勝ったものののFC東京はとても強かった。
長年監督を務めていた長谷川監督(現名古屋グランパス監督)からアルベル監督に変わって最初の公式戦。
私が抱くFC東京のイメージは堅守からのブラジル人+永井のカウンターってイメージでした。
そこから一気にポゼッションサッカーへ移行するということで開幕戦は完成度は高くないだろうと予想してました。
FC東京はスタメンのキーパー、両センターバックが移籍してきた選手だし。
試合を見て開始20分くらいはFC東京もぎこちない感じがあり正直圧倒するだろうな、と思ってました。
FC東京は監督、新加入選手が戦力を大幅に上げていましたね。
時間が経つにつれて、特に後半はFC東京に圧倒された印象でした。
前半:両チームのキーパーがとにかくハイレベル
かなり締まった開幕戦になりましたがその理由の大部分は両チームのキーパーにあったと思います。
川崎フロンターレは不動の守護神チョンションリョン。FC東京は今季仙台から移籍してきたスウォビク。とにかくこの二人がすごかった。
前述した通り開始20分くらいまで川崎が圧倒しかなりゴールに迫ったんですがスウォビクが立ち塞がる。
神セーブの連発で徐々に流れがFC東京に。
しかしFC東京の前にも我らが守護神チョンソンリョンが立ち塞がる。
FC東京は崩しきれないまでも制度の高いミドルシュートを前半から連発するもソンリョンが安定したセーブを見せる。
この二人がキーパーじゃなきゃ前半で2−2くらいのスコアになってたんじゃないかと思う。
後半:FC東京の猛攻に耐え得点王が仕事をする
後半は本当にほとんどFC東京のターンだったんじゃないですかね。フロンターレは流れを変えるべくチャナティップ→塚川、マルシーニョ→知念に交代しますがむしろボールを持てなくなった印象。
それでもソンリョンを中心になんとか耐え流れを徐々に押し戻す。
そこで流れを変えたのは遠野でしたね。
最初のプレーから泥臭くゴールに向かいコーナを獲得。自らそのコーナを蹴ると待っていたのが
2021年得点王レアンドロ・ダミアーン!!!
さすがとしか言えないですね。
FC東京の新生センターバックコンビの木本、エンリケトレヴィザンに抑え込まれていた印象でしたが最後の最後で決めるのはさすがすぎました。
その後も守備でも奔走してくれ、本当に今年もチームに残ってくれてよかった。
フロンターレは新戦力の台頭が必須
総評として、結果はフロンターレが1−0で勝利しましたが内容はFC東京に軍配が上がったかな、と思いました。
そこで勝ち切るフロンターレに王者の貫禄も感じましたが。
今回の内容の差はやはり新戦力の差が大きいかなと思いました。
FC東京は監督含め新戦力が台頭する中、フロンターレは今期加入した選手はベンチ入り含めチャナティップのみ。
フロンターレはここ数年新戦力、特に大卒選手が躍動しチームの原動力となっていました。
しかしその大活躍に比例するように主力が海外に移籍していく状況。
そのような状況なので今年も新戦力に期待したかったが現状はベンチにも入れないというところ。
それでは去年から戦力の上乗せどころか去年主力が移籍した分チーム力がダウンしたと思われてもしょうがない気がします。
今年、フロンターレが3連覇を果たすためには新加入選手の躍動が必須になると思います。
兎にも角にも今年もJリーグのある週末がやってきました!
フロンターレのこれからに期待して今年もシーズンを追っていきます!
お読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?