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これぞ等々力劇場「川崎フロンターレVS横浜F・マリノス」
凄いものを観た。
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首位横浜F・マリノスをホームに迎えた川崎フロンターレ。
悲願の3連覇のためには首位を独走するマリノス相手になんとしても勝たなければならなかった。
クラブ内にコロナが蔓延してしまい前節までゴールキーパーで人数を埋めなければ試合ができなかった。
今節、久しぶりにメンバーがしっかり揃ったもののコンディション面で万全とは言えなかったはず。
それでもホームで相手は首位を走る同じ神奈川のライバル。
そしてディフェンディングチャンピオンとしての意地。
その意思を体現したような試合だった。
試合はまさしくここ数年優勝を争い合うチームなだけにハイレベルな攻防が繰り広げられた。
1-1で後半45分も過ぎロスタイムに入った。
審判の負傷後退もあり掲示されたロスタイムは8分。
このままドローで終わるとは思えなかった。
両チームドローで終わらせる気は無かった。
先にチャンスを迎えたのはマリノス。
至近距離からシュートを放つもチョンソンリョンがファインセーブ。
そして迎えた88分。
足が攣って全然に残っていたジェジエウが最後の力を振り絞ったヘディングシュートがネットを揺らす。
スタジアムそのものが揺れる興奮。
チームとサポーターが一つになって等々力陸上競技場が生きているかのようだった。
そしてそのまま試合終了。
戦前の予想を跳ね除け見事首位のマリノスに土をつけた。
本当に感動する試合だった。
フロンターレはコロナにより2試合未消化の状態。
その2試合を勝利できればマリノスとの勝ち点差は2。
3連覇へ一筋の光りが見えてきた。
この勢いそのままに一気にトップに舞い戻って欲しい。
今日は本当に感動をありがとうございました。