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(V40) いくつかの企業は「黒字リストラ」により、おじさんを退場させて、20代、30代を中心に変革する方が容易だと気づいた-2 (2021.8.8) by くまた より抜粋加筆しました。
⑸ 「黒字リストラ」は、以下とも言える。
「戦えない社員はいらない、というメッセージが込められている」
トヨタは、一般企業の危機感とは大きく差があるように感じた。
「これだけの危機感をもって、
新しい時代に臨んでいる姿が示す危機感」
⑹ 「黒字リストラ」は誰を狙っているのか?
【1番目】働かない、古い知識・技術しか持たないシニア社員
【2番目】AIなどの技術革新で仕事が自動化されていく、
総務、経理、人事、法務といった、いわゆるバックオフィスやコーポレート部門
「コストセンター」と言われるが、
直接的な価値(売上)を生み出していない管理部門はリストラのターゲットになりやすい。
⑹ 「黒字リストラ」に対策はあるのか
①20代・30代については、以下。
Ⓐ新しい技術へどんどんスキルアップしていくこと
Ⓑ成果を出し続ける働き方を身につけること
②年齢に関係なく、成果出すための知識、経験、行動力のない、
社員は、遅かれ早かれリストラ対象となる。
キャリアプランの立て方は、スキルアップとキャリアパスを分け、
キャリアパスについてはあまりガチガチに決めず、3年先くらいを目印にして組み立てておく。
転職エージェントと定期的に面談して、
キャリアプランを更新していくくらいの努力が必須。
③「働く」40代・50代については、
中小企業やベンチャー企業にチャンスがあると思う。
若くて技術力のあるベンチャーに必要なのは、
経験豊かで業界知識もあり、人脈もある中高年。
年収については、一旦下がることもあるかもしれないが、
成長が見込める分野は、スピードも早いのが今の時代。
しっかりと優良ベンチャー、中小企業を選ぶことができれば、
年収の落ち込みは一時的で、回収できる可能性も高いと思う。
⑺ 会社というプラットフォームをどう活用するか
①筆者は10年勤めた日系IT企業を辞めて、退社にかつての同僚と呑んだ際に、以下のことに気づいた。
「自分がいなくても会社は回る、業績も上がる、世界も回る」
筆者が以下と気づかされた。
「一方的に依存していただけ」
②筆者にとって、
会社は自分のキャリアを作るためのプラットフォーム。
キャリアアップに必要であれば、プラットフォームを変える。
↓
「黒字リストラ」は年齢を問わず、以下を告げるイベントだと思う。
「成果こそが、目的となる働き方に変わった」
DXや働き方改革と、日本企業は変革せよと言われてきた。
足かせは、45歳以上の「働かないおじさん」。
この人たちは権限もあり、変化が嫌い。
いくつかの企業は、以下のやり方の方が容易だと気づいた。
❶変革させるためにおじさんを退場させる
❷そして20代、30代を中心に企業変革する
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