【間取り別家具の配置アドバイス】LDKがL字型の間取りでキッチンがその中央に設置された間取りの家具の配置提案!
今回ご紹介する間取り図は上の写真のようなLDKがL字型で、L字の中央にキッチンが設置されている場合の家具の配置アドバイス、家具の選び方をご紹介させて頂きます。
LDKがL字型の間取りとはこんな間取り図です!
キッチンの横にダイニングスペースがあり、キッチンの正面がリビング空間という間取り図となります。この間取りの場合、キッチンがL字の根本というか、中央に配置されているのが特徴的で、ダイニングとリビングがちょっと離れるのことが多くなります。
ダイニングテーブルの設置場所に合わせて照明の位置を決めよう!
このようなL字型の間取りの場合、ダイニングスペースがキッチンの横に位置する場合が多く、ダイニングテーブルの設置の仕方は4パターンほどあります。
一つ目はキッチンとダイニングテーブルをくっつけるパターン
二つ目は・・・ダイニングテーブルとキッチンの間に通路を設けるパターン
三つめはダイニングスペースの真ん中に丸テーブルを設置するパターン
四つ目は・・・キッチンに対して平行でもない、垂直でもない、交わらない方向に設置するパターン
ダイニングスペースの広さや生活動線をどのように考えるかで、ダイニングテーブルの設置場所が変わります。今回なぜこのようなダイニングテーブルの設置場所についてパターン化したかというと・・・
ダイニングテーブルの位置に合わせて照明をつけてもらいたいからです。照明の位置にテーブルを合わせるのではなく、テーブルの位置に照明が計画されれていることが望ましいからです。
上の写真のようにダイニングスペースの奥の壁には掃き出し窓といって、床から200㎝ほどの高さの大きな窓がついているため、ダイニングテーブルをダイニングスペースの中央を中心として丸テーブルを配置しました!
キッチンとダイニングテーブルがくっつく場合は、キッチンへの動線はテーブルを回りこむように動くこととなります。
キッチンの奥からリビングへ出ることが出来れば、キッチンからダイニングテーブルへと長~くすることもいい感じです!
ソファはキッチンの前となることが多く!背中が見えるためウッドフレームソファがオススメ!!
L字型の中央にキッチンがあり、キッチン前がリビングという間取りの場合、ソファは空間の中央に配置するため、ソファの背中が美しいタイプがおすすめです。
上の写真のように木の無垢材を贅沢に使用したつくりのタイプが人気です!
木の無垢材のソファであれば後ろから見ても美しいフォルムとなり、キッチンからリビングを眺めてもいい感じとなります!
木のソファがおすすめですが、BIGJOYオリジナルソファ『島ソファ』もおすすめです!広いリビング空間であればあえてこんなソファはいかがでしょううか?
島型のソファをななめに配置した提案で、階段下の空きスペースも活用し、また、ななめに設置することで通路を確保するという家具の配置術となります!
こんな感じである程度広いリビングであれば『島ソファ』もおすすめです!
広さがあれば・・・キッチンの背面にも家具を置いたり、デスクカウンターを設置したり・・・
LDKがL字型の間取りで、キッチンが中央に設置された場合はキッチンの背面の使い方も重要となってきます!上の写真のようにソファの後ろが通路の場合は何も使うことができませんが、
キッチンの背面に収納スペースを設けるケースや
デスクカウンターを設置する場合もございます!
キッチンの背面からソファまでのスペースに余裕がある場合であればこんな使い方も”あり”だと思います!
また・・・分譲住宅の場合はデスクカウンターなどを作り付けることがないので・・・置き家具を設置することもできます!
こどものおもちゃ収納ラックなどを設置するのもいい感じですよね!お子さんが大きくなれば、デスクを並べるのもありですよね!
注文住宅はデスクカウンターを壁に取り付ける場合が多いのですが、デスクを壁に固定するのではなく、置き家具を並べて用途に応じて家具の配置を変えるという考え方をもっと取り入れてもらいたいものです!
デスクカウンターもいろいろな場所に設置されます!
インテリアショップBIGJOYとしては壁にデスクカウンターを取り付けることは上記で述べたようにオススメではありませんが、こんな場所にデスクカウンターを設置したという事例をいくつかご紹介します!
典型的な事例のひとつがダイニングスペースの奥、ダイニングテーブル横にデスクカウンターを設けるパターン
次にリビングの横、階段下のスペースを活用してデスクカウンターを取り付ける場合があります!このデスクカウンターには高さ68.5㎝のデスクワゴンを設置しました!
デスクカウンターの高さが72㎝であれば、天板の厚み3㎝なので天板下に69㎝のスペースができます。そこへ68.5㎝のデスクワゴンを挿入しております!高さがピッタリで作り付けのような家具と見えますが、実は後から取り入れた置き家具なのです!デスクカウンターの下の寸法をしっかり確認して上手に置き家具を使ってみませんか?
最後に紹介するのが・・・先ほども紹介しましが・・・
キッチンの背面にデスクカウンターを取り付けるパターンです!
これらのようにダイニングスペース、階段下のスペース、キッチンの背面にデスクカウンターを取り付ける事例をご紹介しました。しかしながら、インテリアショップBIGJOYではこれらのスペースは本当は家具も置けるスペースだと思うのです。デスクカウンターとしてどのくらいの期間使用しますか?壁にカウンターを取り付けると使い方を固定化させてしまいます。デスクとして使用しなくなった時、やっぱりもう少し収納を増やしたいと後悔してもどうしようもなくなります。そのため、デスクカウンターを壁に固定するのではなく、デスクを必要な期間だけ設置し、デスクが必要なくなれば収納家具を置くという家具の配置換えをおすすめします!
ちょっとコンパクトなL字型のLDKであれば・・・キッチンの背面も貴重なスペース
キッチンの背面に収納を設けなかったり、デスクカウンターを設けなければ・・・こんな使い方も可能です!
壁もソファの一部!?という使い方です。どういうことかというと・・・
こんな使い方となります!背なしのフラットソファを壁の前に設置し、クッションを壁に当てると・・・壁もソファの一部となるのです!
ちょっとコンパクトなL字型のLDKであれば、壁も上手に活用するもの”あり”ですよね!
ちょっとおさらいさせてください!
LDKがL字型でキッチンの中央に配置されている場合は
ダイニングテーブルの設置場所に合わせて照明の取り付け位置を考える!
ソファは背中がかっこいい!背中が美しい!ウッドフレームソファがおすすめ!
広いリビングであれば『島ソファ』もオススメ!
デスクカウンターはダイニングテーブル横、リビングの階段下のスペース、キッチンの背面に設置することが出来ます!
デスクカウンターを設けず、TPOに合わせてデスクを置いたり、収納家具を置いたり、使い方に合わせて家具の配置を変えるという考え方がおすすめです!
これらの点を注意して家具の配置を考えてみて下さい!
LDKがL字型の間取りの家具の配置アドバイスとなります。参考にしてください。