【家具の配置アドバイス】キッチンの背面の壁を活かす家具の配置術!幅86㎝モジュールの『ハチロク家具』だからできる活用術をご紹介します!
みなさんのご自宅のキッチンの背面の壁はどのようになってますか?
注文住宅やマンションのキッチンの背面にはキッチンカウンターや上の写真のような棚もしくは収納スペースとなっていませんか?今回ご紹介するコンテンツはキッチンの背面の壁が何もないフラットの壁であることが前提となる提案となります!
キッチンの背面のスペース・・・実は、貴重な家具の置き場所なのです!
インテリアショップBIGJOYでは分譲住宅のモデルルームを数多く提案してきました。分譲住宅は注文住宅と異なり、必要最低限の装備となっているためキッチンの背面の壁にカウンターや収納スペースなどを設けてないことが多いのです!そんなキッチンの背面がフラットな壁の有効活用術をご紹介していきたいと思います。
上の写真はキッチンの背面にデスクとシェルフ、キャビネットを設置した事例です!小学生のお子さんのワークスペースを想定しており、家事をするママやパパがお子さんが勉強している様子をキッチンから見守ることが出来ます!
通常キッチンの背面の壁には、下の写真のようにダイニングテーブルをくっつけるケースが多いのですが、
ダイニングテーブルをキッチンと平行となる向きに配置ができる場合は、キッチンの背面の壁に家具を置くことが出来るのです!
ここ最近の家づくりを見ると、壁には大きな窓が取り付けられたり、収納スペースの建具が取り付けてあったり、廊下や隣のお部屋へ入るための建具が取り付けられており、家具が設置できるスペースが意外と少ないように感じます。そう考えると、キッチンの背面というのは貴重な家具の設置スペースとなり得ると考えたのです。
キッチンの背面にカウンターを取り付けたり、キッチンと一体型のキッチン裏収納などを設けることも悪いとはいいませんが、そんな家具を設置することが出来る可能性のある貴重な壁にカウンターや棚を壁に取り付けてしまうと使い方を固定化することとなり、他の目的でそのスペースを使うことが出来なくなると思うのです!下の2枚の写真をご覧ください。
1枚目の写真はお子さんが小学生低学年以下で、たくさんのおもちゃがある場合にキッチンの背面の壁にオープンラックを3つ並べて、おもちゃ収納スペースを作る提案をさせて頂きました。
お子さんが小学生になると、ウィークデイは毎日学校の宿題をするというご家庭も多いのではないでしょうか?2枚目の写真はお子さんのワークスペースをキッチンの背面の壁に設ける提案となります。1枚目と2枚目は同じスペースですが、お子さんの成長に合わせて使い方を変える提案となります。
子供のおもちゃや絵本、マンガなどの本がとても多い時期には上の写真のようにオープンラックをキッチン裏のスペースに設置することをオススメします。
お子さんが小学生になればデスクを取り入れ、ワークスペースとする使い方をオススメします!このように置き家具を入れ替えることで様々な用途で使用できるスペースとなるのです!壁にカウンターなどを固定してしまうと使い方が限られてしまうのです!そんなことに気づいて頂き、注文住宅を計画する際もこの考え方を参考にして頂きたいと思います。
お子さんが自室で試験勉強するようになれば・・・中高生になれば・・・
お子さんが小さい頃は子供のおもちゃ収納スペース、お子さんが小学生の間はワークスペース、お子さんが中学生、高校生となり自分の部屋で勉強するようになれば・・・下の写真のようにキッチンの裏のスペースを収納スペースとして活用することをお勧めします!
このようにお子さんの成長に合わせてキッチン裏のスペースの使い方を変えていって頂くことをお勧めします。
上の写真のLD空間は先ほどダイニングテーブルを壁にくっつけるというお話の時に紹介した事例と同じ物件です。下の写真をご覧ください。
ダイニングテーブルをキッチンと垂直方向に設置した家具の配置となります。ダイニングの奥の畳スペースにあるオープンラック2つとダイニングテーブルの左側の壁に設置した収納家具があります。その家具をダイニングテーブルの設置場所を変えることで、キッチンの背面に移動させた家具の配置換え提案となります。
このようにダイニングテーブルの置き方によってキッチン裏のスペースが空いた場合に、その壁に収納家具を並べる提案ができるのです!
みなさんこれまでに紹介してきた家具がキッチン裏の壁にピッタリ納まっていることにお気づきでしょうか?
上の写真のようにキッチンの背面の壁の端と家具の端がピッタリなのです!
この作り付け家具のような家具の配置にはある家具が大きな役割を果たしております。その家具とは・・・
幅86㎝モジュールの『86家具』『ハチロク家具』なのです!
幅86㎝の収納家具を3つ並べると・・・総幅2m58㎝となります。一戸建ての住宅で採用されるキッチンの幅は2m55㎝のタイプが多く、キッチンの端とキッチン裏の壁を比べると下の写真のように壁の方が長くなっていることが多いのです!そんな施工の特徴を活かして提案したのです。
もちろん施工の会社によって施工の仕方は異なりますが、上の写真のようにキッチンの幅2m55㎝よりも4㎝壁を長く施工されている場合は、壁の幅が2m59㎝となります。
キッチンの背面の壁がスタートする壁には”巾木”という部材が足元に取り付けてあります。そんな巾木は1㎝ほどあるケースが多く、
壁の幅2m59㎝に対して1㎝の巾木と86㎝の家具3つ分の2m58㎝を足すと、ちょうど2m59㎝となるのです!
少し広めなダイニングスペースを有効活用するために、ソファダイニングのセットを窓側へ設置し、キッチン裏の壁に収納家具を設置した家具の配置術となります。左端の幅86㎝のキャビネットは上台付きのタイプで総高さは99㎝の家具なので、キッチンの背面の壁の高さが100㎝であれば下の写真のように気持ちがいいほど高さが揃って納まります。
キッチン裏にカウンターや棚、収納スペースを壁に固定するのではなく、置き家具を設置し、使い方に合わせて家具を入れ替え様々な用途で使用することを考えませんか?壁の長さを2m59㎝とするよう施工会社へ伝え、家具のサイズに合わせた壁を作りませんか?そんな考え方こそ、『家具から始まる家づくり』、道具のサイズ、道具の置き方に合わせて住宅のハードを考えるという家づくりとなるのです!
『86家具』、『ハチロク家具』はこんな使い方も可能です!
この壁は二間、柱芯から柱芯が3640㎜の壁に幅86㎝の家具を4つ並べることが出来ます!
また、一間半の壁、柱芯から柱芯が2730㎜の壁にも幅86㎝の家具が3つ納まります!
同じ壁に幅86㎝の家具を3つ並べたり、幅172㎝のテレビボードと幅86㎝の家具を2つ並べても同じ寸法となるのです!柱芯から柱芯が910㎜という尺モジュールの木造建築であれば幅86㎝の家具はピッタリなサイズ感となるのです。参考にしてください。
『86家具』はインテリアショップBIGJOYが考えたオリジナルの規格品となります。ダイニングテーブルの奥行きを86㎝とすると下のような使い方も可能です!高さもそろえることで・・・
『86家具』についてはまたどこかで改めてご紹介させて頂きます。今回はキッチン裏のスペースの活用方法についてご案内させて頂きました。
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これらの商品はすべて『ハチロク家具』となります。