【お客様家具配置相談①】圧迫感を軽減させつつ、寛げるリビングダイニングのご提案
今回は遠方のお客様よりコーディネート依頼を受けた事例をご紹介させていただきます。※ご承諾いただいた上で掲載しております。
3つのプランを図面上でご提案させていただきました。
ご相談内容・ご希望イメージ
5人家族・14帖弱のLDK、約9帖のリビングダイニングのコーディネートのご依頼をお受けしました。
ご希望のイメージとして、圧迫感の出ないようなダイニングセットやソファがあれば、そして内装に合う家具の色のご相談です。
ご提案家具
床材はクリアペール、リビングの壁・キッチンはホワイト、扉や建具もクリアペールでしたので、木製の家具はナチュラル色で統一しました。
ダイニングテーブルとチェアは全プラン共通のご提案になります。5人ご家族のため、ダイニングテーブル片辺にチェアを3脚並べるため、少しでも出入りがしやすいよう、アームレスチェアで少し細めので、背も高すぎないデザインを選ばせていただきました。
ソファやテレビボード・サイドボードはプランごとに異なりますので、その都度ご紹介いたします。
Plan.A【島ソファダイニングのご提案】
2021年にインテリアショップBIGJOYがオリジナルで商品開発した『86ソファ』(座面オットマン幅860×2個・座面オットマン幅640×2個)を使用した島ソファダイニングのご提案です。背と座が自由に動かせるユニットソファになります。
ユニットを組み合わせることで、その時の生活スタイルにあった配置に対応できるソファです。枠や背が固定がされているソファと違い、座面を回転させることができ、よく座る部分を分散させることもできるので、へたりも遅くなります。背もたれクッションを動かすことができるソファだからできる対策になります。
そんな86ソファについて詳しく掲載したブログがございます。よろしければ、こちらの記事もご覧くださいませ。
島ソファはソファでありながら、ダイニングテーブルのベンチの役割も兼ねた配置となります。
下の図はごく一部の例ですが、テレビをみて寛ぐ時・ご飯を食べる時と、背もたれクッションを自由に動かし好きな座り方ができるソファです。今回はソファを壁にくっつけて配置しているため、壁に市販のクッションなどを置けば、背もたれクッションがない場所でも寛ぐことができます。
さらに、図面の点線部分に座面オットマンを1つ移動させて1Pソファのように使用することも可能なのです。
後ろのテレビボード収納は少し取りにくくなりますが、背もたれクッションが簡単に動かせるので、問題なく対応できます。
実際にご提案したソファサイズや配置とは異なる部分ありますが、下の写真のような配置イメージとなります。
ソファダイニングやベンチを置きたい方はダイニングテーブルの脚をT字脚することをおすすめしております。ダイニングテーブルの脚に膝が当たらず出入りがしやすくなります。
下の図はもともと図面に書かれていたイメージの家具配置です。
ソファダイニングにすることによって、ダイニングテーブルの横幅を大きくでき、テレビボードまでの空間にゆとりを確保することができました。ゆとりのできたスペースで遊ぶお子さんをソファで寛ぎながら見守ることもできるのでいいですよね。
そして、Plan.Aでは同じ家具を使用して配置替えのご提案もさせていただきました。部屋の中心にソファダイニングを配置した場合です。
背もたれクッションをスライドさせるだけでリビングダイニングどちらも使用することができます。
ただ、部屋の中心に家具を配置しているため、最初のご提案配置に比べて、島ソファダイニングの周りに通路が必要となる分、それぞれの通路が狭くなります。ダイニングテーブルにあわせたソファの高さなので、圧迫感が気になる方は、下の図のようにテレビボード手前の2つのユニットはなしでも良いかもしれません。
空間にゆとりがほしい・少し狭くてもソファで足を伸ばして寛ぎたいなど、お客様がそれぞれ優先したい事を考えてご検討いただければ、より家具に愛着が沸き、快適にも過ごせると思います。
Plan.B【L字ソファダイニングのご提案】
ダイニングテーブルをソファでL字に囲むご提案となります。肘なし・肘ありソファを組み合わせてL字に配置しています。
ソファの座面高さが37㎝~47㎝間で1㎝ピッチで高さをオーダーすることができるため、ダイニングテーブルに合わせることができるのです。『ソファを椅子化』した画期的な商品です。
座面部分の奥行は約65cmほどあるので、寛ぐ時はソファの上であぐらをかいたりすることもできます。Plan.Bでもソファダイニングにすることによってテレビボードまでの空間にゆとりを確保することができました。
こちらのソファについても詳しく掲載したブログがございます。よろしければ、こちらの記事もご覧くださいませ。
Plan.C【ダイニングとリビングを分けたご提案】
Plan.AとBではお客様が現在使用されているテレビボードを配置した場合でご提案させていただいておりましたが、Plan.Cではテレビボード(幅1600)とサイドボード(幅1200)もご提案させていただきました。
ソファはPlan.Aでご提案させていただいた『86ソファ』(座面オットマン幅860×2個・座面オットマン幅640×1個)を使用しています。
※幅1600商品ページがないため幅1800商品ページとなります。↑
テレビボードの長さ次第ではこのような配置も可能になります。ダイニングとリビングを分けて考えた時に、リビングの長手方向をうまく生かすことができる配置です。
こちらも、もともと図面に書かれていたイメージの家具配置と比べてみると違いが分かりやすいかと思います。
同じリビングとダイニングを分けた考え方ではありますが、家具の配置次第では通路や空間にさらにゆとりを持たせることができるのです。
さらに、Plan.CとAを比べると、テレビボード・サイドボードを変更、チェアを2脚増やしたこと以外は同じ家具で構成されているため、Plan.Aの1つ目の配置のようなソファダイニングに配置替えすることも可能です。
いかがでしたでしょうか。弊社で家具をご購入頂く予定がある方には今回のように図面上でコーディネート提案させていただく場合、現在は無料でお受けしております。
メールアドレス:info@bigjoy.bizまでお問い合わせくださいませ。
コーディネート提案をさせていただく場合、このようにブログや販促物などにコーディネート事例として掲載する可能性があることをご承諾いただいた上でお受けしております。
3Dコーディネートについては有料でお受けしております。下記URLから3Dコーディネートについての詳細ご確認いただけます。
何かコーディネートでお困りのことがございましたら、ぜひBIGJOYにご相談くださいませ。ご覧いただきありがとうございました。
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