キョンシーブーム

1980年代後半、日本の子供たちに空前のキョンシーブームが訪れた。

このキョンシーというのは1985年香港で公開された『霊幻道士』に

登場する中国古来の妖怪だ。チャイニーズアクションホラーコメディーと

いうよくわからないジャンルの映画に日本の子供たちは熱狂した。

ちなみにこれがキョンシー。硬直した死体が動き出すというちょっと

不気味な妖怪。今見るとなかなか愛嬌があるが、当時は怖かった。

このキョンシーの真似をしたことがある子供は同年代の方には多いはず

(笑)。

(映画『霊幻道士』より)

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筆者が読んでいたコロコロコミックのキョンシーくんという漫画も

なかなか人気があったと記憶している。(コロコロコミックより引用)

キョンシーくん

ちなみにキョンシーはお札を貼ると操ることができ、そのお札がこんな

シールになってガムのおまけとしてついていた。これも当時子供に

人気だったと記憶している。

画像3

ちなみにキョンシーごっこなんて遊びもあった。キョンシーは

息を止めていれば見つからないという理由から、キョンシーごっこのときは

息を止めて隠れていた気がする。さらにファミコンソフトも発売され、

なかなかの難易度だったが意味不明なパスワードであっという間にクリア

出来たりもした。(ファミコン『霊幻道士』より)

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ちなみにこの作品にインスパイアされた作品が台湾で製作され

『幽幻道士』として人気を博すが、出演していたテンテンちゃんと

いう女の子が日本のお茶の間でもアイドルになり、歌手活動までしていた!

(筆者が好きな21エモンのエンディングも歌っていた)

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キョンシーブーム恐るべし。子供たちはいつの時代も妖怪やお化けに

夢中になるのかもしれない。

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