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「マイクロワーケーション」これからの”はたらいきかた”

リモートワークが普及し、働く場所を選ばなくなったことで、自分自身で働き方を選べるようになってきた。そんな中、働き方を考える中で見えてきた一つの「これからの働き方」についてまとめてみました。私は、転職や、趣味を通じていろいろな場所に住む機会や、色々な人の中でコミュニケーションを取るきっかけを得られました。その体験こそが、今の自分の糧となり成長につながってきたと考えています。これらの経験と、これからの時代の変化について考えて見えてきたものがマイクロワーケーションという「これからの働いき方」です。

1. マイクロワーケーションって何?

マイクロワーケーションとは、その名のと降りワーケーションをワーケーションをマイクロ(小さく)にしたものです。遠方の観光地やリゾートに行って働くワーケーションとは違い、自宅から約30分程度で行ける近場の場所で行うワーケーションです。

2. マイクロワーケーションのメリットとは?

マイクロワーケーションのメリットですが、ワーケーションを小さくすることで、まだまだ取り入れにくいワーケーションという働き方の距離のハードル、お金のハードル、心理的ハードルを下げることができ、多くの人が取り入れやすいといったメリットがあります。


3.マイクロワーケーションの効果

マイクロワーケーションを導入することで様々な効果を得られます。①メリハリのある働き方で生産性の向上が見込めます。②リフレッシュと運動によって心身の健康につながります。③新たなつながりや体験から創造性が上がります。これらの効果は本来ワーケーションで得られる効果ですが、マイクロワーケーションであっても同等の効果を得られます。

4. マイクロワーケーションの実践方法

 マイクロワーケーションの実践方法ですが、なるべくハードルの低いところから始めるのが良いと思います。

 例えば、朝の散歩の中で歩きながら今日行う仕事のタスクについて整理するといったことから始めてみてはいかがでしょうか?机の前で、目をこすりながらするよりも考えが整理されるのではないでしょうか?

 次にオススメなのがベランダワーケーションです。ベランダであれば、すぐに部屋に戻れるので、トイレや忘れ物の心配はありません。飲み物だってすぐに取りに行けるし、移動時間もかからないのでまずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

 少し慣れてきたら、自宅から約30分圏内の行き慣れた場所で働いてみてはいかがでしょうか?できれば働くためのインターネット環境や、電源を取れる場所が良いと思います。

マイクロワーケーションは、移動した先の場所で全ての仕事をする必要はありません。1時だけ気分を変えて資料作成を行おうとか、なかなかアイディアが浮かんでこないので30分河川敷を歩きながらアイディアを携帯にメモするといったように部分的に取り入れることをオススメします。

この働き方に慣れてきたら、同じような働き方をしている人が集まるコワーキングオフィスや、街のコミュニティースペースに行ってみるのをお勧めします。その際には、仕事だけでなくそこで出会った人とのコミュニケーションも大切にすると新たなつながりや、今までにない視点を得られると思います。


5. マイクロワーケーションの広がり

日本ワーケーション協会にマイクロワーケーションを取り上げていただき、協会関係者とともにマイクロワーケーションを広げる活動を行っております。ワーケーションをする際に、一つの楽しみというか、やる目的の一つに訪れた先の人とのコミュニケーションがあります。その街に住んでいる人とのコミュニケーションから、街の魅力を知り、またここに戻ってきたい、またこの人達に会いたいといった気持ちになります。そんな住民との出会いの循環を作る仕組みとしてもマイクロワーケーションが重要だと思います。マイクロワーケーションをする人が増えることで、ワーケーションで訪れている人と、マイクロワーケーションをしている住民が交わる機会を作ることができると思います。今のワーケーションでは、どうしてもワーケーションを受けいれる人や、その受け入れ先が用意した地域で活躍されている人としかコミュニケーションを取れていないのが現実です。ワーケーションで訪れる人と、マイクロワーケーションで働く住民の方とが自然と交わる仕組みを作っていくことで、関係人口を増やすことにつながっていってほしいと考えています。

つづく




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