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田〇将大「マーカス...ネスター...少し話さないか...?」Stroman,Cortes「!?」

※本noteの内容はハリーポッターシリーズの考察に関するものであり、一部を除きフィクションとなっています。



皆さんこんにちは。

あっという間に2024年のMLBレギュラーシーズンも僅か10試合ほどを残すのみとなりました。とはいえ,例年同様にまだまだ熾烈なワイルドカード争いが今年も続いており,一瞬たりとも目が離せない展開となっていますね。

そんな熱い戦いが繰り広げられている最中ではありますが,私が応援するヤンキースでは先週から先発投手の配置転換という気になる動きをちらほらと確認することができます。

この「先発投手の配置転換」という言葉を聞いても他球団ファンの方々からしてみれば「未だにMayzaを使い続けるくらいなんだからちょうどいいだろ」「むしろロングリリーフのおかげでBooneの💩継投も見なくて済むだろ」と残念に思われるかもしれません。

しかし,そのようなリリーフ陣の運用面ではなくチーム全体の精神的な要素とその実例に目を向けてみればこの動きが

チームを揺るがす大きな決断

を伴うものであったと誰もが認めざるを得なくなるでしょう。


9月8日のカブス戦
9月18日のマリナーズ戦


まず実際,今回配置転換でリリーフ役を担ったのはCortes(9月8日4.1回無失点で勝利投手)とStroman(9月18日3回1失点でセーブを記録)であり,両投手ともに実績があり先発投手であることに誇りを持っているのは間違いないといえます(多分)。




※以下,真実注意





そして,これより先は本noteにおける最重要事項の一つとなるのですが,
先の「精神的な要素」と聞いただけで勘の良いハリーポッターファンであれば,こみ上げてくる怒りとともに2年前の

“あの事件”


を思い出す方も多いのではないでしょうか。


そうです。
2年前の夏,たかが”2018年新人王”という実績しかないにもかかわらず自らの不振を棚に上げ(※分霊箱の影響で本来の力が封じ込められていたという説もある),球団に他所へのトレードを志願した男がいたのです。

そして,この事件の後にヤンキースがどのような結末を辿ったかはもはや説明もいらないでしょう。

※一応事情を知らない方にも説明しておくと,22年はシーズン途中まで歴史的なペースで勝ちを積み上げていたにもかかわらず,蓋を開けてみれば100勝はおろかシーズン99勝止まりに終わったのです(ましてやPSではHOUにスイープ)。
(そら帝王と呼ばれるほどの精神的支柱を担う人間が自らトレード志願なんてしたらチーム内の士気も下がるやろと)


以上,偉大なる先例をもって確認したように,ある程度実績がある選手がロースター内で配置転換されることにはやはり,チームを揺るがすほどの大きな何らかのリスクがつきものであると考えられます。




ではここからが本題となりますが,

なぜそのようなリスクがあるにもかかわらず配置転換を行い,さらにその後もチームは好成績(Cortesのリリーフ登板以降は8勝3敗)を残し続けることができているのでしょうか?


上記の文面だけ見れば,あの悪名高きDFAトリオをなぜかトレードに出さなかったキャッシュマンの脳内構造並みの難問であると感じられるかもしれません。しかしNPB好きの方なら「先発投手の配置転換」と聞いた時点でもうお気づきですね。


朝日新聞デジタルより


そうです。
2013年東北楽天ゴールデンイーグルス日本一の立役者であり,ヤンキースでは長年エースとして活躍し続けた田中将大投手の存在こそがこの問いに対する答えであると私は考えるのです。

田中将大投手といえば,当時の「24勝0敗1セーブ」という成績が多くの野球ファンの脳裏に焼き付いていると思われますが,中でもこの「1セーブ」という数字を見ただけで心の奥底から熱狂,そして感動的なイマージュが浮かび上がってくるという方がほとんどではないでしょうか。

つまり,私たち人間は「勝ち星」と「セーブ」のような一見すると相交わらないもの同士が衝突した時に引き起こされる閃光,いわば私たちの想像を超えた領域にある“超現実”にパワーと崇高さを感じずにはいられないのです。

そして,この配置転換が生み出す劇薬ともいうべき効用を最も理解しているであろう田中将大投手がヤンキースの現状を見て,後輩でもあるStroman,Cortes両投手に何らかの激励のメッセージを告げた。このような舞台裏の真実があったと考えることができるのではないでしょうか(無い)



ここまで紆余曲折しながらも私たちはヤンキース内で起きている配置転換について深い考察を重ねてきました。中でも精神面についての考察にその重点を置いてきましたが,戦略的な面でもこの配置転換はチームに好影響をもたらすと私は考えます。

ご存じの通り,今シーズンはオフに西の帝国から送り込まれたスパイファミリー(放出済み)が二人共に期待していたほどの成績を残すことができなかったこともあり,例年ほどブルペンに盤石さを感じることはできません。

その象徴といってもよいHolmesの”13BSV”という数字は6年前に「名前を言ってはいけないあの人」が何らかの魔術によって叩き出したとしか考えようのない”DRS-21”に匹敵するほどの壊滅的な数字であり,疲労面も考慮したリリーフ陣のテコ入れは今後の必須の事項といえるでしょう。

そして,このような状況の中だからこそStoromanやCortesといった信頼できる先発投手によるロングリリーフ登板は非常に重要な意味を持つのではないでしょうか。


(最後に・・・)
残りのシーズンでも先発6人衆のうちの誰かがリリーフに回ることが予想されますが,15年振りのワールドシリーズ制覇に向け,それが良い刺激となることを期待しています。

朝日新聞デジタルより

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