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2022年ふり返り…「鹿児島ぎょうざ」って何だ? と考えた1年間。

こんにちは。「半餃人(はんぎょじん)」こと川原健司です。
鹿児島市東開町のぎょうざのビッグファイブにて代表を務めております。
体の半分は餃子でできています。餃子パワーで力があり余り、皆さんに元気をお分けする輸血がライフワークとなっております。
あいかわらず、毎日餃子漬けの楽しい日々を送っております。

早いもので今年も残すところ10日となりました。
「鹿児島ぎょうざ協議会」の旗上げもあり、例年にも増して目まぐるしく過ぎていった1年間。トピックごとにふり返りをしてみたいと思います。

【『コラボ餃子』、はじめました。】


鹿児島県で餃子を作る一番のアドバンテージは、やはり餃子を作る食材に恵まれているという点だと思います。
生産者の方々の熱い思いが込もった南九州の魅力ある食材を、消費者の方が手に取りやすい形でお届けしたい。生産者の方々への感謝と応援、そして魅力あふれる食材の美味しさを餃子愛好家の皆さまに発信したい!
そんな気持ちが詰まった企画『コラボ餃子』の取り組みを始めました。(コラボ餃子について詳しくはこちら!▶https://www.bigfive-shop.com/collab)

<1〜2月>
コラボ餃子の第1弾は南さつま市小田畜産さんの「小田牛の生餃子」でした🐮
なんと等級でいえば「A3~A4」の黒毛和牛を使用! 上質な牛肉の旨味と、牛脂も入れたことで「和牛香」も堪能できる豪華な逸品となりました。

小田牛の生餃子ー鹿児島の黒毛和牛はお墨付きの美味しさです

<4~5月>
第2弾は出水郡長島町の鶴長水産様とのコラボ「 ボンタンぶりの生餃子 」。
何と帝国ホテルに納入された実績もある「ボンタンぶり」。そのお味は折り紙付き、そしてお刺身でも食べられる状態のぶりを餃子にするので鮮度も抜群!👍
ただでさえ臭みが少ないボンタンぶりですが、餃子に加工することでお魚が苦手な子どもさんでも、さらに食べやすくなります。

ボンタンぶりの生餃子ーボンタンを食べて育ったぶりを使用!

<9〜10月>
第3弾は鹿屋市のさつまきのこ園さんとのコラボ「しいたけの生餃子」。
そもそもは精密機械製造加工を営む企業だったさつまきのこ園さん。永年の生産管理と品質管理の技術が、高品質の菌床椎茸の栽培技術にもつながっているそうです!きのこの香ばしい香りがあるものの、特有のクセのようなものは少なく、椎茸が苦手な方でも食べやすい餃子に仕上がりました。

しいたけの生餃子ー鼻腔を抜けるしいたけの香ばしさ

色々な生産者様とコラボ餃子を作っていくことで、食材が多くの方々に届く可能性が広がっていくことを肌で感じた今回の取り組み。
2023年のラインナップも既にいくつか決定しています。「牛」「魚」「きのこ」ときて、次は「鳥」の予定。しかも、普通のスーパーでは手に入らない高級レストランで供されるような、貴重な食材なんです💦 そのまた次の企画では、日本を飛び出して違う国の餃子も現在試作段階!どうぞ来年のコラボ餃子もお楽しみにお待ちください。

【ちゃこばあちゃんの無人店舗第1号、始動!】


弊社の社長は、実は「餃子食堂まさだや(@鹿児島市常盤)」というビッグファイブの生餃子を目の前で焼いて提供する飲食店を一人で営餃中。そんな社長の野望―「日本全国の人に、あるいは世界に! ビッグファイブの餃子を広げていきたい」!
この野望を叶えるべく、プロジェクトチームで無人店舗の開業に乗り出しました。第1号店は2月12日、社長であるちゃこばあちゃんのお誕生日に開業!鹿児島市宇宿のバレエスタジオさんの駐車場の一部をお借りしてのスタートとなりました。

無人店舗第2号は5月に鹿児島市谷山駅近くに開業…したのですが実は9月の台風で若干動いてしまったため、現在は「餃子食堂まさだや」前に移動しています!

左がビッグファイブ社長のちゃこばあちゃん(政田久子)、右が息子の私です

【2022年春、いよいよ鹿児島ぎょうざ協議会が発足!】


そして今年、全国の餃子界(餃界)を揺るがしたニュースといえばお隣の宮崎市が餃子日本一を獲得したことではないでしょうか。(宮崎市は2021年通年の総務省統計局家計調査において、餃子の「購入頻度」「支出金額」がともに全国1位。)
隣県の鹿児島も負けてはいられません。「餃子で鹿児島を元気にしたい!」―実は水面下でひっそりと練っていたこの計画を実行に移す時がやって来ました。
4月7日、熱い餃子愛を胸に秘めた総勢15名が会議室に集結し、「鹿児島ぎょうざを日本一」にするべく協議会が始動しました。
代表は、『元気ももたろう餃子』の山崎さん。私は協議会役員の一人としてCGO(チーフ餃子オフィサー)の大役を拝命いたしました。
ざっと時系列でイベントを書き出してみますと…

・4月…鹿児島市長表敬訪問(県内のTV局が全集結し、鹿児島を餃子でプチ電波ジャック!)

・6月…イオンモール鹿児島で初の餃子イベント「鹿児島の餃子マルシェ」を開催!(全店舗の全ぎょうざが完売!)
    …鹿児島県知事表敬訪問(塩田県知事に「餃子ポーズ」もして頂きました)

・7月…県内スーパーに「鹿児島ぎょうざ協議会」のコーナーが登場!

・8月…宮崎ぎょうざ御一行を迎えて直接対決!🥟🔥「CHALLENGE 日本一!」宣言イベントを開催!(「宮崎県ひなた餃子連合会 」の皆様をお迎えしての、宮崎vs鹿児島の直接対決が実現!ディベート、実食<餃熱>対決では両者一触即発のムード…でしたがオブザーバー・小野寺力さんの判定で結果はドローに。
「宮崎とともに南九州ぎょうざ王国を創設する!」ことを宣言し、両者「頑張ろう!」と鼓舞しあっての閉幕となったのでした!)

鹿児島ぎょうざ協議会・宮崎県ひなた餃子連合会の面々、そして小野寺さんと餃子ポーズ!

    …山形屋ふるさと物産展への出店(7日間の開催!半餃人が名だたる出店者の皆様をおさえ、『笑顔大賞』を受賞しました…てへ)

鹿児島の百貨店といえば、山形屋!にての1枚

・9月…鹿児島ぎょうざ VS 宮崎ぎょうざ(イオンモール鹿児島での販売対決!アンケート結果では鹿児島に軍配が上がりました。ホームの地の利も大きかったか!?)

・10月…照国ホコ天に出店(歩行者天国にて、協議会として初めて冷凍餃子の販売ではなく「その場で焼いて&提供する」スタイルで出店。課題も残りましたがお客様にアツアツの餃子をご提供できるのは、嬉しかったです😊)
など、など…。

たくさんの方にお越しいただいた、照国ホコ天

また、ここには書ききれなかったのですが、鹿児島県内のメディアの皆様のほか、驚くことに全国ネットでも我々協議会について取り扱って頂く機会に多く恵まれました。

1つ1つの餃子屋さんは本当に小さいかもしれない。弊社も、パートさんまで含めておよそ30人のまだまだ小さな会社です。それでも、たくさんの仲間と動く事で出来ることがある。伝わるものがある。そう強く実感し、協議会メンバーと共に新たな鹿児島ぎょうざの歴史を歩み始めた2022年となりました。

ちなみに、鹿児島ぎょうざ協議会では、来年3月に少し大きな企画も控えています。県産品と餃子の魅力を掛け合わせたちょっとユニークなイベントになるかと思います。
冒頭の「鹿児島ぎょうざ」って何だ?の問いに対して、回答になるようなイベントではないかと考えています。
詳細はSNS( https://www.instagram.com/bigfivegyouza/)などでお伝えできるかと思います!お近くにお住まいの方は、ぜひ遊びにいらしてくださいね☺️

【まだまだ語り尽くせぬ1年でしたが…最後に。】


このほか、姶良市の裸麦味噌を使った「あいらの愛がとまらない餃子」の開発や(OEM商品の開発に関しては本年も沢山のご依頼を頂きました!感謝感謝です)、県内外問わず数多くの催事イベントへの出店、保育園児の皆さんへの手包み教室…などなど、今年は本当に例年以上に駆け抜けた1年間だったと思います。


実は今、会社のブランディングやECサイトの見直しも進めています。
来年も、今年から始まった新たな流れを汲みつつ、「ぎょうざのビッグファイブ」としてお客様にまごころある商品をご提供し続けられるよう努力してまいります。
来年も、どうぞよろしくお願いたします。

来年も青空のような日が続きますように!

#餃子アドベントカレンダー2022

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