餃子に包まれているものは…。
鹿児島で餃子を専門に作り続けて、来年で創業30年。
ぎょうざのビッグファイブにとって、今年最大[過去最大と言ってもいいくらい!]のビッグニュースが【マツコの知らない世界 〜お取り寄せ餃子の世界〜】に、“鹿児島産黒豚入りしそ生餃子” を取り上げて頂いたことでした。
たくさんの反響の中で、原料となるシソを確保し必死で餃子を作りました。味・品質を落とさないために、毎週の生産計画を立てて品質第一でコツコツと仕込んで、包んで、包装して、出荷。コロナ禍で業務用の売り上げが落ち込む中で、有難い限りでした。そして、事務所の一番高いところには、あるポスターを貼りました。。。
どんな時も、この感謝の気持ちを持ち続けて餃子作りに励んでいく為に…。
餃子にはたくさんの原材料が使われています。豚肉はもちろん、キャベツ・玉ねぎ・ニラ・シソ・ネギ・ニンニク・小麦粉・調味料。今回の[しそ生餃子]の青しそは、鹿児島に程近い宮崎南部で生産されて、フレッシュで運ばれてきます。その他の原材料も多くは南九州の近くの生産者やメーカーから届けて頂きます。
コロナ禍で多くの製造がストップするのではないかという不安要素がある中で、すぐに原材料のメーカーや生産者の方々とお話しをました。皆さん“大丈夫です!”と納期を1日も遅れることなく出荷して頂きました。近くだったので、直接お届け頂くこともありました。
鹿児島は、餃子に必要な原材料に恵まれた場所だと痛感しました。また、そんな生産者さんの繋がりの中で一粒の餃子ができていることに感謝しました!
頂いたご注文をしっかり発送しようと心がけましたが、作れる量には限りがあります。一生懸命、未知の感染症と隣り合わせの中でも餃子作りに励んだメンバーの皆々。有り難う!
そして何より、大変長くお待たせしたのに、アンケート葉書に嬉しいお言葉をたくさん頂いたお客様。有難い限りです。。。
現在取り組んでいる食品安全のシステム[HACCP]で分類すると、弊社の餃子製造工程は67工程に及びます。全ての工程で1つでも間違いがあったらお客様に満足のいく商品はお届けできません。
そして、もっと広い目で見ると、農家さんや仕入メーカーの方々からの確かな原材料が届かなければ、もちろん餃子は出来上がりません。お届けする宅急便のドライバーの方の丁寧な配達がないと、最終的にお客様の手元へ品質が維持された商品が届かないのです。
ぎょうざのビッグファイブ は、生産者さんからお客様へ“食”をお届けする、フードチェーンの1つに位置しています。どの鎖の一部も欠かすことができません。その為に、鎖の強さを強くするのが品質管理・向上活動です。
最後に、お客様が美味しく焼いていただいて、長い長い【餃子の鎖】が完結します!!だから、焼き方をしっかりご説明することが絶対大事だと私たちは考えています。
▼餃子の美味しい焼き方動画[我が家の小3ユーチューバー出演^^;]▼
餃子に包まれているのは、そんな私達の【思い】です。
ビッグファイブ は“簡単、美味しく、元気に”なる餃子を作り続けて行こうと励んでいます。まだまだ先が見えない世の中で、これまでの30年に感謝しながら、これからも地道に、確実に餃子作りを続けていきたいと思います。
最後になりましたが、一般社団法人焼き餃子協会 小野寺 代表理事 との“餃縁”に感謝し、締め括りたいと思います。
餃子 Advent Calendar 2020に参加しています。