
「でも」と「だって」を 捨てるだけで人生が変わる
「でも・・・」
「だって・・・」
よく耳にする言葉ですよね
人は皆自分の安心領域
というものを持っている
自分にとって居心地の良い状態
ここから内側には
入ってこないでねという境界線
その領域を侵そうとするモノが
やってくると、それを攻撃するか
その勇気が無ければ逃げようとする
逃げるという表現は使いたくないので
そこに壁をつくってその中には
決して入れないぞという姿勢で臨む
壁際での戦いの言葉がこの
「でも」であり「だって」だ
この言葉は麻薬みたいなもので
知らず知らず多用してしまっている間に
自分で自分の成長を止めてしまっている
世の中は自分とは関係なく
進んでいるので
そこで止まると言うことは
後退していっていることだ
その結果
周りを見たらみんな前進しているのに
自分だけが取り残され
そこから逆に逃げてしまっている
しかしなかなか気づかないものだ
誰かが指摘してくれないと
自分ではなかなかわからない
子供の頃は親が注意してくれたかも
しれないが、大人になれば
周りは無視するだけで
誰も注意はしてくれない
だとすれば、自分は
言っているという前提に立って
あえて改善策を全面に
打ち出す習慣を
身につけておくことが
重要なのかもしれない
「でも」や「だって」に続く言葉は
否定形、すなわち出来ない理由を
述べることにつながるので
「でも」「だって」は言っても良いけれど
言う前に「どうすれば」を
先に考える習慣をつけてみよう
無茶な仕事を押しつけられたとき
「でもその仕事よりも先にこちらの
仕事が重要じゃないですか」とか
「だってあれもこれも
押しつけられているのに
これ以上は出来ないですよ」
となる前に、
「今の手がいっぱいの状況の中で
どうすれば、その追加の仕事を
こなすことが出来るだろうか」
と考えると
思考が停止することなく
前に動いていくので
「どのように」に
置き換えてみて
まずは実行してみると
案外できてしまうことが
あるかもしれない