停電時に「BYD社製の電気自動車」を電源として利用、坂出市

2024年8月29日 06:25

超大型台風サンサンは明日30日にかけて九州上陸の勢いだ。

猛暑の中での大型台風、ちょっと前には、南海トラフの影響かと言われた各地での地震、楽しいはずの最後の夏休みの計画は、台風の進路で次々と書き換えられていく

何も今来なくてもとは思うが、まだまだ技術が進んでも人類が天気を動かすまではいかない、町からコメや水がなくなり、パンまでも買いだめしないとという一種恐怖心も

今年は元旦の北陸の大地震を初め、大きな災害に備えないといけない現実が予感される

そんな中、瀬戸大橋でも有名な坂出市で、大規模災害に備えて新たな動きがあった

自然災害などによる停電時に、電気自動車を活用し電力の確保しようと、坂出市と自動車販売店が協定を結びました。

家電を動かす電源は、BYD社製の電気自動車だ。この車を大規模停電時に活用しようと、坂出市と自動車ディーラーのサンヨーオートセンターが協定を結んだ

最大1500ワットの電力で家電製品が利用でき、5人世帯の約1週間分の電気がまかなえるという。有事の際には、市に5台まで提供され、避難所の運営などに活用される

「昨今、自然災害が全国で起きていて、今後も危惧されている中で、もし、起きた時に対応できるよう取り組んでいきたい」

サンヨーオートセンターでは、電気自動車を活用した災害対策を他都市でも行いたいとしている

BYDのディーラー数は2024年3月時点で51店舗、2025年末までに100店舗展開を計画しており、着実に増やしてきている

将来的に、自動車が全て電気自動車になって、全てのディーラーが非常用充電池の機能を持って、町と連動するスマートシティが出来ると、大きく貢献するだろう

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