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芸術は爆発だ

この言葉を知っている人は
同年代の人だろう


「人類の進歩と調和」をテーマに
77カ国と4国際機関が参加し、


183日間中に総入場者数6422万人
が訪れた「日本万国博覧会 EXPO'70」


その象徴ともいえる
岡本太郎作太陽の塔は
今もそびえ立っている


第2次ベビーブームを迎え
高度経済成長の時代を
迎えたかと思うと


オイルショックを経験し
誰も彼もがトイレットペーパーを
買い占めようと長蛇の列


しかしそんな不安な時代だったけど
経済成長のおかげで
収入も増え、いけいけの時代
だったのではないだろうか


日本の製品が
どんどん海外にも紹介され
Japan as No1というフレーズが


書籍になって
発売されたのが1979年


日本の家電製品は
世界一とも言われ
どんどん海外に
輸出されていった


ソニーのをウオークマンや
シャープやパナソニックの
液晶TV、ビデオなどは
まさに日本が世界のトップ


その背景には
電子部品の心臓部である
半導体が1980年代の
シェア50%を超え


ダントツ世界1位だった
たことにも裏付けされていた


しかし、あまりにも
海外において
他国への影響も


無視しての一方的な成長と
捉えられてしまい
海外もそのまま
黙ってはいなかった


半導体は日米半導体協定により
度重なるダンピング規制で
その成長を止められ


身動きの出来なくなった日本は
衰退の一途をたどり、
シェアも5−6%まで
落ち込み今まだ
更にまだ下がり続けている


ウオークマンはipod、次いで
iphone に取って代わり
液晶TVは台湾、中国に
完全に主導権が移ってしまった。


自動車も日本は世界一の
技術力を誇り、
海外展開もますます
向かうところ敵無しの
状況だった。


ガソリン車としての燃費は良く
耐久性も良く、欧州が
ディーゼル車で燃費改善を急ぐあまり
不正問題が発生し、彼らの残る道は
EV電気自動車しかなくなった


しかも日本の自動車メーカーは
さらにはエンジンと電気を
組み合わせたハイブリッド車を
投入し、関連特許はほぼ独占状態


ここでまた
歴史は繰り返されるのだろうか


起死回生を狙う欧州車のEV化と、
自動車生産技術の後れを一気に
先端レベルに持って行こうとする中国の
思惑が重なり、


かつ、米国までもが
テスラの出現でEV化に舵を切り
世界一の日本のハイブリッド車の存在も
脅かされる時代に
なるのかもしれない


こうした最新技術の発明や
世界市場への展開については
1企業が突出しても


そこには多くの強豪が
生まれてきていずれは
崩されてしまう


技術で追いつけなければ
地球環境の改善を掲げて
違う角度から崩していく


1位であり続けるには、
常に新たなモノを
作り続けていき


追いつけないくらい
技術開発だけではなく
他国の顧客満足度を
上げていける


そんな製品作りに対して
資本投下し続けるのか


又は、完全分業体制、
アウトソーシングで
進めていくのか


テスラは心臓部の電池を
コストかつ性能優位な
国を問わないメーカーから
供給を受けることで
安さを追求する


iphone は自社では製造せず
すべてOEM生産で
まかなっている


このように数社で
海外の枠組みを超えて
原料やパーツを
使いこなして
作り上げていく


その状況を海外に
うまくアピールしながら
進めていくことが
重要なのではないだろうか


そしてまた
芸術は爆発だ
と言えるような製品を


2025年の大阪万博に向けて
次々と生まれてくる
そんな日本になって欲しいし


できることは
ほんのわずかであっても
自分に何が出来るのかを
考えて実行してみたい

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