無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。
経営の神様と言われた
松下幸之助氏のことばだ
パナソニックは2022年4月から、
持株会社制に移行する
それに先立ち、
2021年10月1日からカンパニー制を廃止し、
新たな事業体制に移行した
その一つの理由として、経営理念が
浸透していないことに危機感ありと
楠見社長兼グループCEOはいう
理念という言葉はいろいろな
言葉で言い表されるが簡単に言えば
あるべき姿、信条
どうしたいか、はいますぐの事に対し
どうありたいか、はもっと先の目的で
ブレることのないもの、ということか
私が40年間世話になった会社の
経営理念は、進取・誠実・勤勉で
自分でも気に入っていた
さて難しい話はまた別の機会にして、
創業者の松下幸之助氏は
いい言葉をいっぱい残している
今日はその中で主題に書いた
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
無理に売るな
これはなんとなくわかる
自分の売りたいものと
相手が欲しいものは
必ずしも一致しない
次の、客の好むものを売るな
の意味は難しいが
例えば客がこんなものが欲しいと
言っていても、その言葉は
本心からでているものなのか
人は自分ではっきりと
自覚は出来ていないが
誰かに何かを言われて
はっと気がつくことがある
何か潜在的にモヤモヤとしたものがあって
形にはなっていないけど
人と話している間に
急に点が線になり面になる
なるほど本当はそれが欲しかったんだと
気づくことがある
そんなことを伝えようと
されたのだろうか
最後にある、客のためになるものを売れは
ものを売る場合だけでなく
何かを助言するときにも
自らについて考える場合でも
応用が利きそうだ
どのようにしてという手段を
考える前に、
その先にある
何のために、どうあるべきかから
物事を捉えることが重要だ
ということを伝えようと
されているのかと感じた
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