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念願のアストロスケールに行ってきました

自分と宇宙ののつながりは偶然だった

2年前の12月13日、たまたま東京のセミナーに合わせて、東京日本橋で宇宙に関する企業が一堂に集まり、見学が自由に出来るとの情報から、入場券を購入して行った

当日広い会場には、JAXAのブースにならぬソラQが月面着陸を目指すチョロQが展示されていたり

ispaceが月着陸船HAKUTO-Rの実物大の模型を展示していたり、北海道大樹町のインターステラテクノロジー社のロケットZEROの模型や

気球で宇宙に行く岩谷技研など、蒼々たる企業、といってもまだまだ創業期にあるスタートアップ企業がたくさん展示されていた

その会場の片隅に、ひっそりと人工衛星の模型を飾っていた、合うアロスケールという会社があり、何をする会社か聞いてみたら、

当時、言葉では聞いていたが、宇宙ゴミ(スペースデブリ)をキャッチして、捨てる企業だとのこと

急激に増えていて、ものすごいスピードでゴミが、人工衛星などにぶつかると、壊れてしまう、やっかいなものを除去する会社だとのことで、一番自分としては地味だけど興味をひいていた

あとで、該社の社長の思いは、宇宙で仕事をしたいが、今後増え続けるゴミをどうにかしないと行けないので、ゴミを除去する会社を起業したらどうかと考えるも

果たしてゴミを捨てる企業としての運営は成り立つモノなのかについて、相当悩まれたが、世界中どこもやらないなら、自分がやろうと決めて会社を設立したとのこと

日本は米中のように、スタートアップ企業に出資する会社の少ない国、あっても海外企業に投資はするけど、国内企業にはしないケースがほとんどの中、

アストロスケールは2013年に創業後、2023年7月には、文部科学省の「SBIRフェーズ3」に採択され、

大型の衛星を対象とした近傍での撮像・診断ミッションの開発・実施が開始された

また、2024年6月には東京証券取引所への新規株式公開(IPO)が承認され、グロース市場への上場を果たしたばかりだ

そして本社を新たに錦糸町に建て、8月から本格的に、一般見学者の受付も始まり、一般公開される情報を聞き、今回本社に行ってきた

JR錦糸町駅から、歩いて10分くらいだろうか、ビルの3フロアと隣接された工場からなる建物の2階部分が展示ルームやオフィスになっていた

そこでオービタリウムという軌道orbitから来ている部屋では、1時間にわたり、宇宙における人工衛星の役目や、現在宇宙にある宇宙ゴミの数、

そして宇宙ゴミがものすごいスピードで宇宙に存在し、ぶつかると相当な衝撃力があり壊れてしまうことなども聞いた

まだ一般公開されたばかりで、見学会が毎週水曜日の一日で2回だけということもあり、私は友人と二人、あとは若い女性(宇宙に関心あり)と10歳の小学生の男の子の4人だけで、いろいろな話を聞くことが出来た

・宇宙ごみの速度は秒速7キロ、時速2万5千キロのスピード、
・何故アームや磁石で宇宙ゴミが拾えるのか、
・地球一周が4万キロメートル、北極から赤道までを1万キロと決めて、そこから1mが決まったとか、
・何故、この事業を始めたのかとか、
・BS放送の人工衛星がシンガポール上空あたりに静止しているとか
・何故静止衛星がそこに止まっているのか
・国際宇宙ステーションISSは何故、同じ高度を高速で走れるのかとか
・宇宙に関する技術の多くは、自動車産業での技術を応用してものが多いこと

人工衛星に関する疑問を漏れなく教えて頂けたのには、驚いた

また、展示場には、直径3Mくらいの透明の球体の中で、高速で回っている、人工衛星に見立てた、球状の発泡スチロールが、たくさん風で回転している中、1個だけ宇宙ゴミに見立てた赤い球があり、

腕をその中に入れて、掴む体験ができるのだが、何度掴もうとしても、うまく掴めなかったのだが、小学生だけは、あっという間に、その赤い1個だけをつかみ取った

大人達は何度やっても出来ないのに、この子は何度もつかみ取ったのにはビックリした。動体視力の差が、ありあり。その子が特別なのか、大人より子どもの方が動体視力があるのかは不明だが

その子は何度もやって見せて、先の動きを読んで掴んでいるとのことだったが、今の時代、大人は今後どんな世界がやってくるのか

超高速時代について行けない大人に対して、そんなスピードをものともせずに、キャッチしてしまう若者が、今の時代なのだろうか

その子に、将来宇宙飛行士になってみたい?と聞くと、特に?なりたいとまでは思っていないようだったが、あと30年もすれば、宇宙にもっと簡単にいけるかもしれないね

との解説員の質問に、その10歳の男の子は、30年後だったら40歳かと、ひと言つぶやいた

おじさん達はもういないけど、君なら行けるよと言ったら、うんとうなづいてくれて、家も近いという彼が、今後もそこに遊びに来て、宇宙に関心を持ち、将来宇宙関連の仕事につくのかもしれないと少し感じた

またいつかチャンスがあったら、是非行って見たいと思い帰ってきた

出典元(写真も)は下記URL参照
https://astroscale.com/ja/
https://orbitarium-astroscale.com/about/


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