15 仕事と正義?
おはようございます。ビッグコーン夫です。
先日久しぶりに上司と飲んでその時の話が良かったので、日記に記しておきます。
私の仕事はいわゆる士業で、カテゴリー的にはサービス業です。紛れもなくサービス業です。
それは仕事を始めた当初から(始まる前から)何度も言われて理解していたのですが、上司に言われて再認識しました。
上司はそのまた上司から、男芸者であれ、と言われていたそうです。
芸者さんって、お客さんに呼ばれて、お客さんの要望を汲み取って思いっきり楽しませる。しかもそこには一定のルールが含まれていて、お客さんもできることとできないことがある。
結局は、サービス業である以上お客さんのために仕事をしろって意味なのですが、もうそれこそとことんやれということですね。
だから、色々迷った時は、軸はお客さんのためになるかで、他に自分の体面とか、業界的な慣習とか、(過ぎた)正義とかは二の次なわけです。
おそらく、そこには各所へのアフターフォローも含まれていて、そのお客さんの次の仕事の時に上手く回るように、他のお客さんの仕事のときにスムーズに進むように、業界的な慣習を破るならそれなりに見えないところでアフターフォローはしておかなきゃいけないわけです。
この辺りのバランス感とか適切なアフターフォローとかが難しいわけですが、こればっかりはやってみないと掴めないので常に試行錯誤ですね。
全然別の話なのですが、私達の仕事は民間のお客さんだけでもなくて公的な機関からの依頼もあるのですが、当然無駄遣いできないので、そんなにお金的にはよくありません。
最近は業界的にもお金はかなりシビアな問題でして、中々仕事を受けてくれないってこともあるようです。
でもこれって場合によっては少し間違っていると私は思っていて、誰にでも声がかかる訳ではなくて、だいたいの相場感があって、それで受けてもいいと言ってる人に声がかかるんですよ(当然別のパターンもあります)。
だから、分かっていたことなのにゴネる理由って何?という。しかも、そこでお金理由に受けなかったら普通は次はないですよね。
しかも、中々そういった仕事って職業的な正義的なものもからんでまして、完全ビジネスだけで処理するのはどうなの?という。
まだまだ私が青いだけかもしれませんが、ちょっともやもやしたことだったので、自戒もこめて一緒に綴っておきます。
私の頭の中では前の話と関係するような整理がされているのですが、関係性が言語化できないので、メモです。
それでは、いい1日を。