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「デッキの弱体化に成功したよ!」って話

皆さんこんばんは。
大剣見習いです。

この度は遊戯王関係で嬉しいことがありましたので、報告させていただきます。

『わたし、デッキの弱体化に成功したんです!!
やったね!!』


私の遊戯王観

「弱体化に成功?正気か?」と思った方もいるかもしれません。

大丈夫です。正気です。元気です。

しかし、いきなりデッキレシピの話をしても、「こいつ勝手に語り始めたぞ しかもオタク特有の早口で、、、キモ、、、」となりかねませんので、先に《セルフ弱体化》という謎ムーブに至った理由である、 私の遊戯王観 について触れていきます。

私の主戦場はオフ会であり、いわゆるカジュアル勢に区分されます。
その為、環境テーマや手札誘発には無縁で、殺伐というよりはキャッキャウフフと遊戯王を楽しんでいます。

オフ会では普段は使用されないカード独創的なコンボが盛り込まれたデッキを巧みに操るデュエリストが多く、対戦していて楽しいです。
もちろん、私も自分だけのコンボ・デッキで応戦し、驚き、驚かれしています。

この経験からも私は「オフ会」=「お披露目会」「発表会」に近い認識をしています。


故に 【勝敗】 < 【狙ったコンボの実現】 という価値観になっています。


つまり、嬉しいのは【なんか勝っちゃった】<<<【やりたい事やって負け】という関係になります。



これらを踏まえて本題に戻りますが、私は

「デッキの弱体化」
をする事で
「事故的な勝利」
の確率を減らし、
「コンボの実現性を上げること」
に成功したってわけです。



デッキレシピ

ここからは実際のデッキレシピを見てもらいます。
これは弱体化前のデッキです。

(ニューロンでも公開中!「いいね」ください。)


 ↓ 遊戯王カードデータベースでのレシピURL

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/member_deck.action?ope=1&wname=MemberDeck&ytkn=8eab2f6321661850375430348fac57a1f70df19aa3d17ed68043517863e0d81e&cgid=36e6dc1ce4112d20d5ceef229b9ff01a&dno=47&request_locale=ja


デッキコンセプト

デッキ名 『ネイキッド・ロマンス』

主役である【剣聖 ネイキッド・ギア・フリード】を最大限活かすデッキです。

ドーマ編の「城之内vs竜崎」戦で城之内が使用したらしい


相手ターン中でもフリチェで装備する為のトリガー&イゾルデへ繋げる初動として《御巫》を採用しています。

(詳しくはデッキ紹介記事を未来の僕が書くのでその時に)


強すぎた点

このデッキ、強すぎて意図しない形での勝利が多かったんですよね。


主犯はこのカードです。

ヤベー女


先に述べた通り、初動以外にもエースである【剣聖 ネイキッド・ギア・フリード】の効果を誘発する役割がある為、【伝承の大御巫】というカードで脱法インチキ召喚し、基本的にはこの2体が盤面に並びます。


基本盤面


これを相手側から見るとこうなります。

相手視点



・・・

遠山金太郎「でっかすぎんやろー!!」(アニメVer.)


確かに【オオヒメの御巫】の
・戦闘&効果破壊耐性
・反射ダメージ
・フリチェでの装備
これはウザい。


「え?ギアフリード?あ、横にいたんだ。
それはさておき、御巫デッキ、強いですね~。」
これが一番聞きたくない言葉です。



違うの!!
強いのはギアフリードなの!!
エースはこっちなの!!



しかもこいつ、このカードで正規召喚したらこの3倍強いんです。

<つよつよポイント>
1. 儀式召喚時に相手フィールドのカードを選んで複数枚破壊(このデッキだと最大5枚)
2. 破壊したカード×1,000ダメージ(最大5,000)
3. 【伝承の大御巫】とは違い、一生フィールドに居残る
4. 正規召喚してるから蘇生制限を見たし、墓地からの使い回しができる


え?出た時に5,000ダメージ与えて、バック除去もした上で
あえて残した相手モンスターに特攻して反射ダメージでゲームエンド?
悪質な当たり屋か?
そら横でボーっとしてるギアフリード君なんて誰も気づきませんわ。


いや、逆にミスディレクションで存在感を消し、不意打ちで致命傷を与えれば、、、



ダメだ。その前に相手死んでるわ。

と、いう訳で弱体化のお時間です。


Let's 弱体化!!

早速ですが、デッキの before & after です。

before
after


何が変わったか分かりますか?






《答え》

【御巫神楽】out → 【伝承の大御巫】 in


はい。これだけです。
1枚カードを差し替えただけで嬉しくなって記事を1本書いています。
こんなので  はしゃいでるの、可愛げがあるでしょ?

さて、1枚入れ替えだけでどうなるか、2枚を比較して検証してみましょう。


抜けたカード

先に述べた通り、この〈強いポイント〉が私を苦しめました。
強いといっても加減をしろ!おバカ!

〈強い〉=「デッキに合う」
という訳ではないんですね。


あと、地味に星6リリースで手札で持て余した【剣聖 ネイキッド・ギア・フリード】を墓地に送るのがツラい。
意外性で驚いてほしいのに、墓地送りで公開するのは非常にもったいない、、、

入れたカード


さて、代わりに入れたカードの〈弱いポイント〉を見ていきます。

「正規召喚じゃない」

使い切りで再利用できないので、一回除去されれば簡単には出てこない

【オオヒメの御巫】の圧が薄れる

【剣聖 ネイキッド・ギア・フリード】が輝く

うれしい


ええやん。



「次のエンドで手札に戻る」

デッキ相性的に相手が詰んだ場合でも、
時間経過で解決される

相手に『耐える』という選択肢が生まれ、
駆け引きが奥深くなる

うれしい

ええやん ええやん!!



【伝承の大御巫】の〈弱いポイント〉が私のデッキを輝かせます


これだから遊戯王は面白い


弱体化、大・成・功!!



終わりに

いろいろと調整を繰り返してる内に、このデッキが気に入り、久々に長生きする常備デッキになりそうです。


副次的効果として、弱体化の為に抜いたカードもオフ会に持っていくと、相手のデッキパワーが高い時に『強化パーツ』として機能する事に気づきました!

つまり、デッキの弱体化を繰り返す事で同じデッキでもパワーのグラデーションが付き、「この人ならフルパワーでやるか」とか「ここはコンセプト全開の構築で行くぜ!!」とかできる訳です。


みんなこの事実に気づいてた?
あ、知ってたの、、、
サイドデッキ?
あぁ、世間ではそう呼ばれてるのね。

じゃあ早く教えて欲しかったな、、、


まぁ、自分で気づく事の大切さってあんじゃん!
アオアシでも「自分で辿り着いた答えは忘れない」的なことを言ってたし!

やってみることが大事!!



やらずに後悔より、やって大成功!!!

いい言葉だね

〈終〉

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