短編①『会社のあの人』
最初は、すれ違う時に挨拶をする程度だった。
きっかけは、私の髪型だった。
いつもは、アップにしてまとめる、『おだんご』が私のトレードマークで、おだんごちゃん、なんて呼ばれることが少し気に入っていたりもした。
その日は、珍しく2度寝してしまって、おだんごにするのが少し億劫でバレッタで簡易にアップにしただけで出社したのだ。
まさか、あの人から挨拶以外で声をかけられるなんて。。
『あれ?今日はおだんごじゃないんだ?』
って。。
『俺、おだんごのキミも好きだけど、そっちの方が似合ってていいね』
つづく…?
スキいただけたら励みになります!続きも書きやすい…かも笑
読んでくださってありがとうございました✨️
ほな、またね~( *´꒳`*)ノシ