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👶0歳児クラスでのあそびは身体づくりにも直結している👶


いないいないばぁ

0歳児クラスでは、絵本を元にしてお部屋の中の
様々な場所に仕掛けを作っていました

大人気のこの絵本が

作:きむら ゆういち
出版社:偕成社

当時のわたしのクラスの子どもたちにも人気で
絵本を読んでいると
子どもたちは“じぶんで”仕掛けを
めくりたくて仕方がなくて
前へ前へやってくる 笑
もちろん、心ゆくまでやってもらいます
そしてやりたいけれど、
なかなかいけない子どもたちにも
「やってみる?」と声を掛けたりしています

けれど、
もっともっと楽しんでもらいたいというのと
0歳児の発達として
「じぶんが起こした行動に対して
何か反応があることを
繰り返し楽しむ」ということがあり
そうして、じぶんが行動を起こすことで
反応が返ってくる、あるいは反応があることで
”もっとやってみよう”という意欲であったり
行動を起こしたことで
何かが変わるということを知り
(例えば、電気のスイッチを押すと
電気がついて明るくなる…など)
その子の中で世界が広がっていきます

なので、この絵本を元にした仕掛けを
お部屋の中にたくさん作りました

動物一つ一つを画用紙で作って
めくると、その動物のばぁとした顔が
出てくる
子どもたちは楽しんで遊んでいました😊

その頃はハイハイしている子どもたちも
いたのですが
他の子どもたちが遊んでいる姿を見て
”わたし(ぼく)も!”と言わんばかりに
そこへ向かって一緒にやって
笑い合っていたり
時にはどっちがめくるかで
ケンカすることもありました

”今日は身体を動かすぞ~!”と
身体づくりを中心とした
活動を入れる日もありましたが
0歳児クラスは日常生活が
身体作りにもつながるので
こうやって好きなあそびを通して
”あそこに行きたいからハイハイする”
というように
好きなことへ向かうことの中に
身体づくりも関連づいていたら
最高!ですよね😊

そして、この仕掛けあそびは
”めくる”という行動は
指先を使います
指先がつまむ(つかむ)

肘を(支点として)使って
上にあげるという行動の
プロセスとしてなるので
指先や腕を使うということにも
つながってきます
腕を使うことは後々、絵を描くなど
文字を書くことにもつながって
いくのですけどね☆
楽しむことはもちろんなのですが
こういった ねらいも
実はあそびの中に入れてやっています

ぴんぽーん

こちらの絵本でも

作・絵:山岡ひかる
出版社:アリス館

仕掛けあそびを楽しみました
こちらも可愛いんです
絵本を読むと子どもたちは
その動物によって”ぴんぽ~ん”を押す
ポイントがあるので
毎回ページを開くたびに
同じポイントを押して
「ぴんぽ~ん」と言っていました😊

そしてついには、仕掛けあそびだけでは
あそび足らず(わたしが?!笑)
本物のインターホンまで
お部屋に設置して
わたしのクラスからは
延々と「ピンポンピンポン…」と
聞こえてくるのでした 笑

それも、ピンポンを押すためには
指先に力を入れないといけません
ちゃんと指先に力が入って
押すことが出来たら
「ピンポン」と鳴って
”できたよ”と音になって
知らせてくれます
それが子どもたちの中に
自己肯定感として育まれていきます

「ピンポン」と鳴らせたときに
”なったで!”と言わんばかりの顔で
こちらを見てくれる子どもたち
「なったね!」と伝えると
とても嬉しそうでした😊

「ピンポンピンポン」
めちゃくちゃ鳴ってましたが、笑
実はそういった ねらいもあった
あそびでした

ありがとうございます

こうして身近で子どもたちの
成長を見させてもらえてきたこと
そしてこれからも
こうしたお仕事を
させてもらえることに
感謝です

いつもありがとうございます

ベビーシッター ERI


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