これが本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法!実際に試した9つの事例
”本業以外で、何か別の収入が欲しい”
いつ何が起こるかもしれない、今の不安定な社会の中で、そうお考えの方は非常に多いかと思います。
あなたも、そうでしょうか?
私自身は、以前に約200万円の借金をしていた事があり、その返済のために、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法を色々と試した事があります。
その中で、上手くいった事例も幾つかありますが、ことごとく失敗に終わってしまった事例も少なくはありません。
そんな経験を繰り返しながら、200万近くあった借金は既に完済に至っています。
そこで今回は、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法について、私の実体験を交えながらお伝えしたいと思います。
①パチンコで作った借金200万円
そもそも、私が本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法を色々と試すようになったのは、パチンコで約200万円の借金を背負ったのがきっかけです。
パチンコ業界は、今でこそ閉店が相次ぐ中で、どんどんと衰退していますが、
1990年代の全盛期には、自分を含めた多くのパチンコファンたちが、一攫千金を求めて大いに熱狂したものです。
当時は、いわゆる連チャン機や爆裂機といった、非常にギャンブル性の高い台が店内に並び、
ホールのいたる所で高く積み上げられたドル箱が、お客の射幸心を大いに煽りました。
そして手持ちのお金は、まるで紙切れのように、次から次へとパチンコ台に飲み込まれてしまうという始末です。
挙げ句の果てに、私は軍資金欲しさにサラ金に手を染めてしまい、気がつけば3社合わせて200万近い借金を背負っていたのです。
200万というと、当時サラリーマンだった自分の年収の約2/3に相当していたので、給料だけではそう簡単に返済できる金額ではありませんでした。
そこで私は、この借金を出来るだけ早く返済するために、
「本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法は何かないか?」
と常に考えるようになったのです。
②本業以外で休日はバイトをして確実に稼ぐ
本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として、まず思い浮かんだのが、休日を利用したアルバイトです。
つまり、自分の時間を切り売りして、身を粉にして働くという方法です。
実際に行った仕事としては、人材派遣業社を通じてのイベント設営、事務所移転、運送助手といった日替わりの肉体労働で、
月にすれば、本業以外で数万円のまとまったお金を確実に稼ぐ事ができました。
もちろん、休日を返上して働いていた訳ですから、決して楽ではありませんでしたが、
当時はまだ20代の半ばで体力的にも自信があり、この休日バイトは1年9カ月間に渡って続きました。
③発明で一発逆転を狙う
本業以外でまとまったお金を稼ぐとはいえ、いつまでも休日を返上して働く訳にはいきません。
そこで次に考えたのが、発明でまとまったお金を稼ぐという方法です。
当時はちょっとした発明ブームが起こっていて、素人のソフトアイデアが商品化されて、
けっこうまとまったお金を稼ぐ主婦もいるなどと話題になっていました。
実際に、素人発明でいくら稼げるのかというと、例えばメモクリップで年間1,200万円、ダイエットスリッパで年間2,000万円、
ドーナツ枕で500万円、消しゴムに”合格”と刻んで70万円、お酒に”当選”と名前をつけて150万円... といった事例があります。
このように、ちょっとしたアイデアを上手く生かせば、本業以外でけっこうまとまったお金を稼ぐ事ができる訳です。
何だか、夢がありますね~
こうしたソフトアイデアを商品化して、まとまったお金を稼ぐ手順としては、まず自分で試作品を作り、それを売り込むための企画書を書きます。
そして、その企画書を関連のありそうな会社に出来る限りたくさん送ってみるのですが、
もし、あなたのアイデアに興味を示した会社から連絡があれば、商品化の可能性は極めて高いと言えるでしょう。
実際に自分自身も、アイデアの売り込み企画書を幾つか書いて、何十社にも送ってみたのですが、快い返事は一度も返ってきませんでした。
ですから、私の場合は発明が、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法にはならなかった訳です。
もちろん、何かキラリと光るアイデアさえ思い浮かべば、誰でも発明長者になれる可能性があるのは確かです。
④本の出版に成功し、印税で40万円以上を稼ぐ
実は、先ほどの発明の話には、まだ続きがあります。
その当時、私は発明に関するあらゆる資料を集めていたのですが、手元に残った膨大な資料を眺めながら、ふとこんな考えが頭に浮かんだのです。
「この資料を上手くまとめれば、1冊の面白い発明本になる」
もし、これが上手くいって本の出版が実現すれば、印税収入が生まれ、本業以外でまとまったお金を稼ぐ事ができます。
私はさっそく原稿を書き上げ、その売り込み企画書も作りました。
そして、たくさんの出版社に企画書を送り、返事を待ったのです。
しばらくすると、ある出版社からこんな電話がかかってきました。
「面白そうなので、いちど原稿を見せてもらえますか?」
”もしかすると、本当にこの原稿が本になるかもしれない..."
そんな期待を胸に、出版社へ原稿を送ってワクワクしながら待っていると、程なくして出版化決定の返事をもらったです。
その後は、出版社の意向を取り入れながら何度も推敲を重ね、晴れて自分の本が書店に並び、
結果的には初版で6,000部が売り出され、40万円超えの印税収入となりました。
そんな事で、これは本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として上手くいった事例になります。
⑤賞金を狙って公募に挑戦
先ほどの印税収入は、全て借金の返済に充てましたが、まだまだ完済には至りません。
そこで、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として次に考えたのが、賞金が狙える公募です。
例えば公募ガイドなどを隈なく調べていると、けっこう美味しい募集が見つかると思います。
例えば、原稿用紙5~25枚の短編小説の大賞で100万、原稿用紙10枚以下の短編小説の大賞で30万、
800字以内の作文の大賞で30万、キャッチコピーの大賞で100万... などです。
どれも、書き込む文字の分量の割には、けっこう賞金が高額だと思いませんか?
これなら、ちょっとした空き時間を使って取り組めるので、上手く行けば本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になりそうです。
そこで私はある時期から、良さげな公募を見つけては、片っ端から応募を繰り返していたのですが、
結果的には何一つとして賞金を稼ぐには至りませんでした。
やはり、良さげな公募はそれなりに募集人数が多く、たった一つの大賞の椅子を勝ち取るには、かなり厳しい競争を強いられる事になります。
もちろん、何度も挑戦を重ねていく中で、言葉力や文章力が磨かれる事は間違いありません。
そんな事で私の場合は、公募が本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になる事はありませんでした。
⑥MNPのキャッシュバックで稼ぐ方法
今度は、フェイスブックを通じて知る事になった、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になります。
こうした稼ぐ系の話というのは、ネット上でいくらでも出回っていますが、その中でも特に興味をそそるのは、楽して簡単に稼げるという手法です。
ある日、フェイスブックでそんな情報を目にした私は、期待しつつも疑いながら、とりあえず説明会に参加してみたのです。
指定の日時に会場に入ると、既に6~7人の参加者の姿がありました。
”椅子の数の割には、参加者が少ないのでは...”
それが私の第一印象で、会場には何やら重苦しい雰囲気が漂っていました。
そして講師が登場し、説明会は幕を開けたのです。
その内容を簡単に説明しておくと、携帯電話のMNP(電話番号はそのままで他社への乗り換え)を繰り返し、
その際に受け取れる高額キャッシュバック(6万~10万円)で稼ぐという方法です。
話を聞いているうちに、これは本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になると思ったのですが、
詳しい手法や、キャッシュバックの実施店舗を教えてもらうには、268,000円の情報料を支払って下さいという訳です。
私はかなり迷いましたが、MNPを繰り返すだけでまとまったお金を稼ぐ事ができるという手軽さにひかれ、思い切ってお金を支払いました。
そして、買い取った情報によれば、キャッシュバックの金額次第では、1回のMNPで5万ほど稼げる見込みがありました。
ですから、MNPを6回ほど繰り返せば、支払った情報料を差し引いてもプラス収支となっていく計算になります。
そして、1回目のMNPを行い、次のキャッシュバック情報が入るのを首を長くして待っていたのですが...
この頃から、キャッシュバックのキャンペーンは下火となり、開催されても金額が安く、MNPを行ってもほとんど利益が出ないのです。
つまり、私が268,000円で購入した情報は、程なくしてただのゴミ情報となってしまったという訳です。
そんな事で、これは本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になるどころか、大損を招く手痛い事例となってしまいました。
⑦ブログで500万円以上を稼ぐ
インターネットの普及によって、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法は多種多様になりました。
そんな中で、私が最初に始めたネットビジネスというのはブログ運営なのですが、当時はパソコンの使い方もままならず、
ブログを始めるにしても、何をどうすれば良いのか全く分からない状態でした。
そこで、年間契約で30万円を支払って、専属のコンサルタントを雇う事にしたのです。
コンサルの内容としては、ブログ開設に伴う面倒な作業は全て代行してくれる上に、狙い目のキーワードを選定してくれるのです。
ですから、私は記事を書くのに専念できたので、パソコンの初心者ながらもブログ作りはスムーズに行きました。
ところが、記事を書けども書けども、ほとんど収入にならないまま、とうとう1年間のコンサル期間は終了してしまったのです。
その後は、自分でキーワードを選んで新しい記事を書きながら、過去に書いた記事を読者目線に立って何度も書き直すなど、地道な作業を続けました。
そんな粘りが実を結び、ブログ開設から14か月が過ぎた頃に、ようやくブログが育って収益が伸び始め、月収が40万円を超えるようになったのです。
このブログは、トータルで500万円以上を稼ぎ出し、今でも何がしかの収益を生み続けています。
そんな事で、私の場合はブログ運営が、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として、非常に上手くいった事例となります。
⑧せどりで、まとまったお金は稼げるのか?
本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として、私が次に目を付けたのはせどりでした。
せどりは、安く仕入れて高く売るという非常にシンプルなビジネスなので、誰でも簡単に始められるという点ではハードルが低いかもしれません。
そこで、とあるせどりスクールの説明会に参加したところ、こんな話を聞かされたのです。
・せどりで月商800万円!
・1個売れて1万円の利益!
・1商品で100万円の利益!
・出品すれば即売れ!
こんな話を聞けば、誰だってせどりは本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になると思いませんか?
そんな事で、私は238,000円を支払ってこのスクールに入会したのですが...
いざ、せどりを始めてみると、説明会で聞いていた美味しい話というのは、ごく一部の成功事例に過ぎないという事が分かったのです。
実際にはライバルが非常に多く、商品によっては同じスクール生同士で売り争っているという事もよくある話でした。
また、高利益の出る商品というのはそう簡単に見つかる訳ではなく、出品する商品を見誤ってしまえば、
いつまでも売り抜けできずに、在庫をかかえてしまうリスクもありました。
そうした現状の中で、自分を含めたスクール生のほとんどが、せどりで上手く稼ぐ事は出来なかったというのが実際のところです。
ただ、これは後になってから分かった事なのですが、ライバルを出し抜いて上手く稼ぐために、
Amazonのプラットフォーム上で商品ページを自分で作り、誰よりも早く出品をするという手法があります。
こうした、ライバルには余り知られていない何らかの手法を使った場合には、せどりが本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になるかもしれません。
ただ、せどりは仕入れや発送がメインの、けっこう重労働な仕事でもあったので、自分の場合は続かなかったというのが実際のところです。
⑨面白いマルチ商法を試しにやってみた
本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法として、昔からよく知られているのがマルチ商法です。
あなたも今までに、何かの勧誘を受けた事はありませんか?
一般的にはネガティブなイメージの強いマルチ商法ですが、その最大のデメリットは、
特に必要性を感じない商品を定期的に購入させられて、けっこうな出費がかさんでしまうという点です。
ところが数年前に、私は知人からある面白いマルチ商法の話を聞いたのです。
それは携帯電話の格安SIMのマルチ商法で、ざっくり言うと月々の電話代が驚くほど安くなるという話でした。
その当時、私はドコモの携帯を使っていて、月額で8,000円近い電話代を支払っていましたが、
その格安SIMを使えば、何と半額以下の3,000円ほどになる事を知ったのです。
そこで私は、こう考えました。
”格安SIMはこれから需要が見込めるので、このマルチ商法は本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法になるかもしれない”
そして、さっそく代理店登録を済ませて、いざ知り合いに声を掛けてみたところ...
どういう訳か、相手の反応は予想に反してよくなかったのです。
その理由の多くは、大手の携帯電話は何かと安心感があるので、わざわざ知名度の低い格安SIMを使おうとは思わないという訳です。
ただ、他の代理店さんで何人も紹介者を出している方が実際にいたので、マルチ商法はやり方次第という事になりますが、
私の場合は、自分なりに様々な手を尽くしたものの、結局は兄一人を紹介しただけで活動終了に至りました。
そんな事で、格安SIMのマルチ商法は私の予想に反して、本業以外でまとまったお金を稼ぐ方法にはならなかった訳です。
以上が、これまでに私が本業以外でのお金儲けに挑戦した体験談でした。