アメリカも正解を描けていない”先端半導体戦略”を野球パパコーチが考えた
野球パパコーチが考える多様化社会を楽しく生きるためのボソッとにようこそ。
今回の記事で取り上げるのは【先端半導体】についてです。
なぜこの記事を取り上げたかというと、日本やアメリカだけでなく世界全体で”今後の先端半導体戦略をどうすれば良いのかわからない”という、まさに複雑で予測不可能な状態となっている問題となっているためです。
つまり、先端半導体戦略は”正解を探せていない”のが世界の現状です。
そんなものを野球パパコーチが考えるなんて、なんたる無謀な!と思いますよね。もちろん、私も”正解を探す”なんて無理なことだとわかっております。
そのため、いつものように妄想しながら、先端半導体戦略について自分なりに”新しい問い”を探し出すチャレンジ企画です。
妄想ボソッとにお付き合いいただきありがとうございます。
日本とアメリカの先端半導体戦略
ここ最近、頻繁に聞くことが多くなった「先端半導体」のニュースですが、まずは私がもともと持っていた半導体に対する勝手な思い込みを恥ずかしながら書きますと・・・
と、本当に勝手に思い込んでいました。
ところが、そんな思い込みは幻だった、誤りだったことを知りました。
しかも、半導体はもっと進化していて、実は今後30年間の最先端製品にはなくてはならないものになっていたとは!こんなことを知らずに、のほほんと生きていた私を救ってくれたのが・・・
NHKスペシャル番組『半導体 大競争時代 第2回「日本は生き残れるか」』
先日放送されたNHKスペシャル番組『半導体 大競争時代 第2回「日本は生き残れるか」』、この番組を観て、半導体は進化していたことを知ったのです!その進化について、この番組で紹介してくれた内容は・・・
この番組観ていてホントによかった!
半導体、すごいな、頼むぞ、がんばれ!
と思ったのもつかぬま、本日、この半導体をめぐって世界が分断されそうになっていることを知ったのです・・・
NHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』の半導体特集
今回も登場の『キャッチ!』。本日のニュースの中で特集「アメリカ先端半導体戦略 ~日本と連帯強化 アメリカの思惑とは」で、この分断について、分かりやすく解説してくれました。本当にいつもお世話になっております!
このニュースで知ったこと・・・
半導体とは・・・
未来を作り出し人類を発展させてくれる一方、
実は対立を生むものである、ということでした。
歴史的に見ても半導体をめぐっては対立はありました。
日本とアメリカの貿易摩擦の象徴だったのが半導体分野、そう、日米で対立していた過去があったんですね。自由貿易を掲げたアメリカが日本の半導体産業に是正を迫ったという歴史的背景がありました。
そんな対立の歴史を経て、いま日米の半導体産業が連携に転じたんです。
その理由は、今度は中国と対立するため・・・そう、再び、対立なんです!
中国の軍事力拡大や、ロシアのウクライナ侵攻によって台湾有事のリスクが現実するかもしれない中で、アメリカは巨額の補助金を出して自国の半導体産業をテコ入れ、半導体装置などの対中輸出を禁止、中国を締め出すことに力を入れ始めている。
つまり、自由貿易から保護貿易というアメリカの豹変だけでなく、その豹変によって世界が巻き込まれ、そして対立が生まれる、そんなことを番組では紹介していました。
アメリカも中国も、世界の国々も、いまの半導体をめぐる対立の落としどころがわかっていないのかも、「●●外し」といった場当たり的な考えでこのまま対立のまま進むと結果はどうなるのか、実は先端半導体戦略のゴールを描けていないのかもしれません。
つまり、先端半導体戦略は”正解を探せていない”し、これからも”正解を見つけることができないまま”、対立を激化しながら開発が進んでいくのでしょうか。
そんな対立する様子をまとめられた画像があります。
米中に翻弄する日本が見えてきます・・・
半導体開発の共生
人類の発展には欠かせないもの、人類の頭脳に匹敵するものという表現されるもの、いろんなことを革命的に進化させるもの、それが半導体、そんな半導体を世界的な対立の中で開発していくことで良いのか?
この半導体での対立によって、今後ますます世界が分断されてしまうのではないか。
そんな妄想をしていたら、「世界が協力して開発すればいいのに」という想いが強くなりました。
実は、「大競争」「対立激化」という過激なワードしか似合わない半導体業界において、「協力」というコンセプトをもって開発していこうじゃないかという”新たな動き”も始まったようです。
国際連携という名の下での半導体開発、それがこの画像でまとめられています。
自分なりに”新しい問い”を探す~半導体の倫理問題
上の画像、「協力」というコンセプトで先端半導体を開発しようとする画像をアート作品のように眺めていましたら、これはまだまだ未完成の絵だなと思いましたし、「国名はいらないな」とも思いました。
これから世界のいたるところに”矢印を描いていきたい”、矢印が絵一面に描かれて、ピンク一色になる、それがこの絵の完成形。
そんな妄想もしてしまいました。
今後、革命的なものとなり、人類の頭脳に匹敵されるものに進化する半導体には倫理問題が存在すると思います。
「AI」や「遺伝子操作」や「宇宙開発」などには倫理問題がありますが、未来の最先端技術には欠かせない「半導体」の開発にも倫理問題は存在している。
もし、対立の中で開発された半導体が、やがては人類にとって深刻な安全保障上の問題になるかもしれません。
いまは対立よりも、倫理の下での国際連携によって、半導体開発を進めてほしいなと願って、今回のボソッとを終了したいと思います。
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