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“寒さ言い訳ゼロ宣言”~寒さに負けない子供たち
寒くなってきましたね。
学童野球では冬場だからといって練習試合は入りますし、寒さが厳しい中でも野球大会も入ってきます。もちろん、そんな寒さいっぱいの中で開催される大会については賛否両論あるでしょうが・・・
でも、どうせやるなら楽しく、そして、勝ちたいですよね。
だからこそ、子供たちには「寒いから負けた」「寒くてうまくできなかった」という言い訳をさせない、そう“寒さ言い訳ゼロ宣言”させてます。
これは以前ボソッとした”雨”の中での試合のときと同じ考え方です。
多少の雨が降っていても、子供たちにはそれを雨だとは思わせないように練習時から対策を行い、雨に強い子供たちに育てることと同じく、寒いのは何もしていないから寒いだけで、自分自身で率先して身体を温めていける子供たちの育成方法です。
そのため、身体を温めるアイディアを子供たちから出し合い、それを普段の生活や練習で実践して、寒さの中でも身体を温める方法を常に考えさせています。
その中で「なるほど」と納得したアイディアを子供たちが出したので、今回はそちらをご紹介します。子供たちから出た”自分たちで身体を温められる”という妙案は・・・
『いつも身体が温かい人にくっつくと、自分も温まる!』
子供の面白いところは、色んな子供がいること。寒がりの子供もいる一方、暑がりで寒さに強い子供もいます。どのクラスにも、1年中、半袖短パンといったが子いますよね、そんな暑がりの子にくっつけば自分も温まる、という子供たちから出たアイディアです。
子供たちいわく、その子の近くにいるだけでも身体が温まるそうです。暑がりの子はちょっとランニングしただけでも汗をかくし、寒さの中でウォーミングアップしていると上着もどんどん脱いでいく、そんな暑がりの子の近くは、まさしく『温暖化』状態のようです。
そして、こんなことを言った子もいました、「なるほど、それは見分けやすいな」と誰もが納得したこと、それは、身体が温かい子の見分け方・・・
“帽子をとったら頭から湯気がでる子”。
冬場、そんな”湯気がでる子”の近くはいつも人気スポット!
毎年の傾向から言えば、チームにはそんな子は数名いますね。あるとき、こんな”湯気がでる子”がいました・・・
ホントみんながその子の周りに自然に集まってくるんです。なんたって、その子は身体だけでなく心も温かいからね。なんだろう、今までの傾向から言えば、”湯気がでる子”はおっとりしていて本当に優しい子たちばかりだなぁ。
ちなみに、その子はキャッチャーです。試合中は優先席としてピッチャーは彼の隣にいることができます。まぁ、キャッチャーですのでピッチャーのそばでコミュニケーションを取ることが大事ですので、当然といえば当然ですが、ホント、彼はみんなの癒し的な存在です。
そうそう、子供たちが出したアイディアの中に、「私の手を握る」というものもありました・・・
実は私も寒さに強く、冬場でも手が温かいので、かじかんだ小さな手を速攻で温めることができるという、すごい特技をもっています。
いつでも子供たちが駆け込みできるように常に手は温めておくのが私の冬場の使命だと思っています。