色あせたユニフォームと広陵高校、そして親への感謝
”色あせたユニフォーム”を着ている子たちを見ていると、一段と応援したくなってしまいます。
周りの子のユニフォームよりも色あせているから、すぐに目に留まりますからね。
そんなユニフォームを見て、こう想像しちゃうんですよ、
そして、心の中でこう問いかけます。
色あせたユニフォーム、私は結構好きですよ、
なぜなら、伝統を感じるし、なんか強そうにもみえますし、受け継いだ想いが伝わってきそうなユニフォームをみると、ほっこりします。
このように私が”色あせたユニフォーム”に思いを巡らすのには、理由があります。
それは、広陵高校の伝統を知ってから。
広陵高校の“裁縫男子”
広島の広陵高校、その野球部出身の方から聞いた話です。
広陵高校の有名な習わしを教えてもらいました。それが・・・
その習わしのステキな話しを聞くと、こんな気持ちになりますよ。
だからこそ、受け継いだものは簡単には廃棄させてくれないのが、広陵高校の伝統でもあります。
みんなボロボロになるまで、「もうそれはだめだろう」とチームストップがかかるまで大事にする習わし。
大半の部員が寮生活を送っているので、破れたら自分で縫って直すという習わしもあるそうです。
寮生活の中で、子供たちが自分たちの裁縫技術をお互い競い合い、そして自慢しあう環境なんだろなと、勝手に妄想しちゃいますね。
大切なご子息を広陵高校へとお考えならば、裁縫技術は取得させておいたほうがよさそうですね、
入学当初から“裁縫男子”は一目置かれるかも。
親への感謝の気持ちを持って戦え
”色あせたユニフォーム”をみると、ほっこりな気持ちになりますが、
その一方で、手入れをおろそかにしていたグローブやシューズをみると、残念な気持ちになります。
だから、子供たちに”道具を大事にすること”を説明するときには、この広陵高校の伝統を教えてあげます。
子供たちは広陵高校が強豪高校だと良く知っていますからね、将来そんな高校生になりたいと思っている子ならば、すぐに野球に取り組む姿勢を変えてくれるはずです。
そのうえでこう伝えます。