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「自分好みの新しい曲が探せない」という私はAIに頼るしかない?

「音楽は脳にも良いものだし、音楽は好きだから、音楽生活を再開させてみたい!」

そんなことを以前ボソッとしましたが、今回はその続きとなる「音楽生活の再開に向けてどうしようか」というボソッと。

「果たしていま、音楽はどう変わったのかな?」

そんな気持ちをもっていまの音楽シーンを聞いていこう!ということを以前ボソッとしましたので、早速そのことについてチャレンジしてみました。

どうせならいまのアーティストの姿や曲のイメージ動画を観たい!ということで、我らが『MTV』で”ミュージック・ビデオ”をみることから始めました。

MTV、そう、私の若いころの憧れの音楽番組でしたね、MTVを観ることが当時の言葉で”トレンディ”だった時代。しかし、自宅にも周りにもMTVを放送してくれるテレビがないという環境下で、しょうがないからMTVっぽい番組を片っ端から観ていたというそんな時代。

実は私のケーブルテレビ歴は20年近くになるのですが、そんな若いころの記憶が消えてしまったかのように、MTVはほとんど観ないチャンネルだったんです。気になる曲があったときとか、流しっぱなしの音楽を聞こう的なとき、そして『ビーバス&バットヘッド』を観るくらい・・・

そんな私が「いまの音楽を知る旅、始めました」、というボソッとです。


『UKチャート』が『USチャート』っぽくなっている!?


さあ、音楽を再開するためにはMTVから始めよう!と決心、私にとって最も馴染みが深いということで『UKチャート』の番組から観ることにしました。

私が最も音楽を聴いていた時代、『MTV』を観ることができなかった90年代に私が最も観ていた音楽番組は『BEAT UK』、そうです、私、UKファンなのです!

いまでも世界最強の番組だった思っている『BEAT UK』。そんな『BEAT UK』のような刺激的な音楽シーンが観れるのでは!?と意気込んで観たのが現代のMTVの『UKチャート』、その感想は・・・

「あれ?『UKチャート』ではなく『USチャート』のような歌ばかりだ!」

『BEAT UK』が放送されていた当時、UKとUSのチャートは全く違っていました。

UKのほうが冒険的・独創的な曲が多く、”新しいジャンルの音楽”が好きだった私にとって『BEAT UK』は本当に刺激的な曲ばかりが流れていたので、そこからたくさんの好みの曲を入手していました。

だからこそ、その当時と比べて思ったのが、『UKチャート』は『USチャート』っぽい曲が多くランクインしていたということ。

でも、それを嘆いてはいけない、これが”いま”なんだということを改めて実感、ここから現代音楽を感じていきましょう!


いまのUKチャートで懐かしい方々と出会えたお話

カイリー・ミノーグさん
元オアシスのノエルさん

当時90年代の『BEAT UK』でも1位をとっていた方々が、なんと、まだご健在でした!
今でも頑張っているアーティストに出会えると嬉しくなります。
私はいま、新しい音楽の旅に出ましたが、その旅の中で”懐かしい方々と再会することができる”ことも楽しみのひとつとなりましたね。

それと、これも時代なんですね、UKチャートにアジア勢が入っているとは・・・こんなこと90年代では考えられないことでしたね。


どうやって今の音楽シーンから自分好みの曲を探そうか


「大人は古いものばかり聞く」と思っていた若い頃の私、「なんかそんな文化はカッコ悪いな」とイキっていた私。しかし、いまは古い曲ばかり聴く大人になってしまった私が、いまの音楽に出会おうと思って旅に出たけども、UKチャートを見たけど探せない、そうなんです、最初からつまずきました・・・

「自分好みの新しい曲が探せない」

とにかくたくさん聞くしかないのでしょう。そうそう、私の音楽全盛期だったころの音楽検索方法で曲を探すことでも良いでしょう。

私の音楽全盛期だったころの曲の検索方法
●音楽番組を観る
●好きなアーティストのおすすめ
●雑誌を読む
●ショップに行っておすすめコーナーを探す
●店員に相談する


このような”アナログ”的な方法で探すことがよいと思いますが、もしかしたら”デジタル”的に探す方法もあるのでしょう、そういま話題のデジタルと言えば・・・

AI

大人が「自分好みの新しい曲が探せない」と困っていたら、AIが助けてくれる時代はもう来ているのではないかと、そんなことを考えてしまう国際ニュースがあります。

”音楽とAI”についての2つのニュースをご紹介します。


「AIがHelp!ビートルズ“最後の曲”」


元ビートルズのポール・マッカートニーさんがAIを使い、ビートルズ最後の曲を完成させたと英BBCに明らかにした。

ジョン・レノンさんが亡くなる前に、レノンさんが自宅でピアノを使ってレノンさん自らの歌を録音したカセットテープが見つかり、そのテープに録音された雑音交じりの音源からAIを使って、レノンさんの声だけを取り出して制作した。尚、まだ正式には発表されておらず題名もわかっていない。

ポール・マッカートニーさん
「声を取り出し、ギターの音を消して、ビートルズ最後の曲を作るにあたって、純粋にレノンさんの声を取り出した。」

NHK番組『キャッチ!世界のトップニュース』「AIがHelp!ビートルズ“最後の曲”」23/6/14放送分より

『AIがビートルズの曲を作る役割を担う』というこのニュース、本当は既に聞くことができないビートルズの新作をAIが作るということ。

ビートルズファンも私と同じ悩みを持っているかもしれません、「自分好みの新しい曲が探せない」と。

つまり、ビートルズファンの救いの神はAIだということですか。


グラミー賞の新ルール”受賞対象は人間のみ”


アメリカ音楽界の最高の栄誉とされるグラミー賞の主催団体は、グラミー受賞の対象は人間のクリエイターのみとする新たなルールが発表されたという国際ニュースを観て、いまの音楽シーンの将来に対する不安が何かを感じることができました。

私が思っている以上に、音楽業界にAIが深く関わっているんだなと。

このままルール化しなかったら、グラミー賞を受賞するほどのレベルの高い曲を、AIが作れる時代が到来しているということを。


とりあえず私はAIには任せずに・・・


この2つの国際ニュースが言いたいことと、それは・・・

「みんなが好みそうな新しい曲をAIが作れる」ということ。

”AI脚本家”だけでなく”AI作詞作曲家”が登場する時代になったことを実感。

そんな時代ですが、とりあえず私はいまの音楽シーンはアナログ的なやり方で「自分好みの新しい曲を探していきたい」と思います。

なぜなら、自分好みの曲に早く出会いたい気持ちはありますが、正直言って早く会いたいわけでなく、まったく焦ってもおりませんから。

それよりも、探している途中で、色々な出会いがありそうだから、そう、あの当時の懐かしき方々との出会いがありそうな気がしています。

だから、とりあえず当分、私はアナログで音楽を楽しみます。

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