【地球市民】最後のフロンティア『土の中』から”共進化”を学ぶ
”地球市民”というメセンで持つことで、ヒトは次の段階にステップアップすることができるのではないか?
なぜなら、既に”地球市民”というメセンを持っている身近な存在から、私たちは”地球市民”の重要性を学んできました。その身近な存在とは私たちよりも高度な文明を築いた植物、植物の世界で守り続けている絶対的な地球の掟”循環”を学ぶことで、私たちも”地球市民”というメセンを持つことができるのではと私は信じております。
さらに、地球の掟は”循環”以外にも、他にもルールは存在していることを植物は教えてくれています。
”共進化”という地球の掟
それが”共進化”という地球の掟です。
人類よりも長く繫栄している植物は、人類を始め動物、そして虫との関係を強化しながら”周囲の生物を動かし周りの環境をコントロールしていく”戦略をとっています。もし、植物がひとり勝ちしている世界ならば、私たち人類もここまで進化しなかったことでしょう。私たちがここまで進化できたのは植物が”利他的な生き物”として生存してくれたおかげなのではないでしょうか。
植物も進化して、他の生き物である私たち人類も進化する、みんながお互いがお互いを進化させるという進化の応酬が繰り広げられる世界こそが、この地球上の理想の姿である。
その理想を植物は追求しているのではないでしょうか。そう、植物は他の生き物と共に進化する”共進化”という戦略をとっているのではないでしょうか。
この”共進化”という掟、植物と同様に守り続けているものが実在していることが最近判明したということです、それは土の中にいます、つまり土壌に暮らしている【土壌生物】です。
土壌生物から私たちが学べること
植物も、私たちも土がなければ生存することもできません。それくらい身近な存在である土の中にも、私たちよりも進化している生物がいる。豊かな土を育むのも彼らのおかげ。それが【土壌生物】。
この土壌生物のすごさが近年やっと分かってきたことを教えてくれたのがNHK番組『ヒューマニエンス』「“土” 生命の星の小宇宙」の回です。
この回を観るまで、植物がこの地球の生命を支えていると私は思っていましたが、地球の多様性あふれる生命をの秘密は実は【土の中】にあるということに気づかせてくれたNHK番組『ヒューマニエンス』「“土” 生命の星の小宇宙」を次回ボソッとではご紹介したいと思います。
私たちが【土壌生物】から学べること、それは大きく2つあります。
ひとつ目は、戦争という争いを無くすための方法
そして、二つ目が、地球を5つ星ホテル並みの誰にとっても過ごしやすい星にするための方法
この2つの方法を理解できたときこそ、人類は”地球市民”というメセンを持つことができると、私は信じています。
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