【第3軸を探る旅】ウクライナ追悼のプラットフォーム
そんな問いに対して、国際ニュースで取り上げてくれた当事者達の生の声を聞くと、決して”2項対立”や”極端化”、そして”極端化”といった考えだけにとらわれた声だけではないんだ!調和や均衡を生み出そうとする当事者たちもいるんだ!と気づかさせてくれます。
つまり”第3軸”を創りだそうとする動きが、世界では広がろうとしていることに気づかせてくれます。
私たちは第三者としてニュースなどで起きている問題を知るしか術がなく、報道された内容を観る限りでは「なぜ世界はこんなにも極端化・2項対立ばかりなのか!」と思う方々のほうが多いことでしょうが、当事者である市民が何を考えているのかを取材してくれる『良質なニュース』のおかげで、私たちは未来をどのように築けばよいのか、ヒントを与えてくれます。
だから私はニュースを観る際のあるメセン(目線)を大事にしながら、良質なニュースを探しています。
私のメセン(目線)とはは「よしっ、”第3軸”を探すぞ!」といことを大事にしながら報道内容を観ることです。
このようなメセンで見えてきた当事者たちの声を取り上げながら、これまでのボソッとではイスラエル人、パレスチナ人、そしてロシア人の市民の方々の声から”第3軸”を探し出してきましたが、今回のボソッとではウクライナの市民の声からを知ることから、極端化・2項対立に陥らない思考方法、つまり第3軸を探す旅に出かけたいと思います。
ウクライナ 犠牲者の記憶を刻む
ウクライナのNGOが立ち上げたサイト『追憶のプラットフォーム~ロシアの軍事侵攻で亡くなった人たち』を扱ったニュースを皆さんにご紹介したいと思います。
ロシアのウクライナ侵攻によって犠牲になった方々は日々増えています。ウクライナの首都キーウにある広場にはウクライナの国旗が広場一面に建てられてますが、この国旗ひとつひとつに名前が記されており、国を守って亡くなった兵士や市民たちの記憶の伝承の場となっています。
これと同じく、ロシアによる軍事侵攻によって亡くなった人たちが、どのような日常を過ごしてきたのか、遺族や友人の証言が記録されたサイトがあります、『追憶のプラットフォーム』です。
『追憶のプラットフォーム~ロシアの軍事侵攻で亡くなった人たち』
このサイトには遺族や友人から寄せられた4,800人の人生が記憶さており、国を守るために初めて銃を手に取り戦った兵士たちや、避難中に攻撃を受け命を落とした市民たち、そして未来を絶たれた子供たち、彼らがどんな日常を過ごしてきたのか、記憶にとどめようという活動が進められています。
このサイトを立ち上げたNGO責任者の声をご紹介します。この声から、私たちは「対立に陥る思考方法」から抜け出せる”第3軸”を創り出すことができるのではと、私は思っておりますが、皆さんはいかがでしょうか?
このサイトを運営しているNGOの活動によって、遺族の想いを知った子供たちは何を思うのでしょうか・・・
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