【第3軸を探る旅】誘拐されたイスラエル人家族が語ったこと
国際ニュースを毎日観ていると、正直、気が滅入ってきます。
しかも複雑さが増した世界では、ひとつの答えが無い世界であるがゆえに、両極化が異様に目立つため、こう思いたくもなります、
良質なニュースの特徴
でもそんな気が滅入る国際ニュースの中でも、希望を感じるニュースもあるんです、そのニュースの特徴とは・・・
「当事者ひとりひとりの声を集めてくれたニュース」
つまり、当事者である市民を取材して、ひとりひとり何を感じているのか?何を求めているのか?そんな生の声を届けてくれるニュースを観る度に、私は希望を見出しています。
そんなニュースを観る際に、ニュースの見方として私が大事にしていることがあります。
それは自分のメセン(目線)を持ってニュースを観ること。そう、私のメセンは・・・
”第3軸を探す”
極端化した2項対立ばかり考えていないで、自分の判断軸をもとに、新たに”第3軸を探す”ことをテーマに国際ニュースを観るようにしています。
そこで、ここ最近、「あっ、これは良質な取材だな」と思ったニュースを皆さんにもご紹介したいと思います。きっと、このニュースを読めば、皆さんも極端化した2項対立だけではない考え方を見つけられるのではないかと思い、そんなニュースをボソッとさせていただきたいと思います。
誘拐されたイスラエル人家族が語ったこと
イスラエル・パレスチナ情勢の深刻化のきっかけとなったハマスによるイスラエル人の誘拐、発表されただけでも誘拐された方は200人を超えており、人質となった方の家族は10/7以降、不安な気持ちでその行方を見守っているというイスラエル人家族が語ったこと内容を記載しますので、よろしければお読みいただければと思います。
皆さんも新たな”第3軸”を感じられるのではないでしょうか。
人質の家族の思いは・・・
もし今後、イスラエル軍が地上侵攻作戦を本格的に始めてしまったら・・・そのときに人質救出はできるのだろうか・・・そんな政府の方針に異を唱える人たちもいます、彼らは平和的な解決を願っています。
12歳と16歳の2人の息子が人質となった母親レイナ・ゴメさんはガザ地区に近い集落に住んでいて、ガザ地区から働きに来るパレスチナ人の姿を日常的に見てきた方でした。
愛する息子2人が人質となったゴメさん、それでも”憎しみは抱いていない”と語ります。
一方、平和的な解決ではなく、子供たちの無事を祈りながら、停戦はせず、ハマスを追い込むことで人質の解放につなげて欲しいと考えている家族は当然います。
それでも、憎しみにとらわれたくないと語る家族
ロンドンに住むシャロン・リフシッツさん、ガザ地区の近くに長年住んでいた80代の両親がハマスに連れ去られてしまいましたが、10/25に85歳の母は解放、しかし、父は拘束されたまま。
リフシッツさんの父親はジャーナリストで、病気がちだったガザ地区のパレスチナ人をイスラエルの病院に連れていくなどの活動を行っていた方でした。
いかがでしたでしょうか?
イスラエル・パレスチナ情勢の深刻化は終わりが見えない問題のように見えますが、誘拐されたイスラエル人家族が語ったことを知ることで、私は第3軸を考えるきっかけとなりましたが、皆さんはどのような第3軸をお考えでしょうか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?