「あの子、“ジュニア”に選ばれたらしいよ」
この季節になると学童野球チームの選手・関係者・保護者の間でこんな会話が密かに行われています。
“ジュニア”とは『NPBジュニアチーム』に選ばれた子供たちのことです。
『NPBジュニアチーム』とは、小学生6年生を中心にプロ野球12球団が結成したジュニアチームのことで、子供たちにとっては“ジュニア”に選ばれることが憧れとなっています。
今年の「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023」は年末の12月26日(火)~12月28日(木)で明治神宮野球場や横浜スタジアムで開催されることになります。
『NPBジュニアチーム』に選ばれるためには、各自治体の野球連盟の推薦が必要だったり、競争が激しいセレクションをクリアしていかなければならないなど、選ばれるためには相当腕に自信が無いと難しいことでも有名です。
この競争から選出された子たちは「“ジュニア”に選ばれた子」という肩書がつきます!
この肩書があれば、中学チームからもお声がかかったり、高校からも注目される存在になることでしょう。
もちろん、私が知っているジュニアチーム出身の子も、中学や高校で輝いている子たちもいる一方、なかなか力を発揮できていなかった子たちもいるのも事実です。
しかし、ゆくゆくはジュニアチーム出身からプロ野球選手になることも夢ではありません。
気のせいでしょうか、年々、ジュニアチーム出身のプロ野球選手の数が増えているようですが、どうなんでしょうか。
ちなみに“ジュニア”に選ばれてプロ野球選手になった選手を一部ご紹介すると、
松井裕樹(横浜Jr. ⇒ 楽天)
森友哉(オリックスJr. ⇒ 西武)
田口麗斗(広島Jr. ⇒ 巨人)
高山俊(ロッテJr. ⇒ 阪神)
オコエ瑠偉(巨人Jr. ⇒ 楽天)
安田尚憲(阪神Jr. ⇒ ロッテ)
根尾昂(中日Jr. ⇒ 中日)
石川昂弥(中日Jr. ⇒ 中日)
高橋宏斗(中日Jr. ⇒ 中日)
上記一覧からも分かる通り、意外と面白い傾向があることに気づきますよね。
地元愛が強い傾向が中日ドラゴンズにはあるのか、今後もこの傾向が続いていくのか、頭の片隅入れながら今後も注目してきたいですね。
詳しいジュニア出身でプロ選手一覧はこちらをご参照ください。
さてさて、我が子をジュニアにしたい!という保護者の方も多いことでしょう。
都市伝説ですが、この“ジュニア”に選ばれやすくなる方法もあるとかないとか。
たとえば、ジュニアチームに選ばれるには高身長が絶対条件であるというチームもあります。
そんなお話は次回ボソッとさせていただきたいと思います。
そろそろ、各球団の公式HP上で2023年メンバーが発表されますので、将来我が子を“ジュニア”に!とお考えの方は、是非ともチェックしてみてください。