【コロナ備忘録】オープンシェア革命~実践編”体力目標値”
今回も引き続き『オープン・シェア革命』の”新型コロナの備忘録”のボソッとです。
オープンシェア革命~実践編”体力目標値”
※<ご注意>コロナ過において、私の野球ノートに書いてあった内容をそのまま記載されております。
野球がうまくできないと悩んでいる子がいたら、どんなアドバイスします?
バッティングで結果を出せない子がいたら、バッティングフォームの改善やバッターとしての心構えを最初に教えるコーチングが一般的かもしれません。
でも、バットを振るという野球動作に適していない体だったらフォームをいじったくらいではなかなか結果は出ません。
しかも、改善した窮屈なフォームで何度も素振りさせるのはきっと子供たちにとってはつまらない練習になることでしょう、私もそうでした。
「さあ、頑張れ!」と言われても"何を"頑張ればよいのか分からなかったですね。
それならばこう教えたらどうでしょう、打てない子供がいたらスイングスピードを測ってあげることもよいと思います。
【(例)安定的にスイングスピードを100キロを超す体力目標値】
握力:30kg
背筋力(メディシンボール3kg投げ):5m
実はこの目標値は、 『オープン・シェア革命』の流れからシェアされたデータです。
さて、体力目標値が子供たちの心に刺さる理由として・・・
低学年のときは打てていたのに高学年になったら打てなくなった子の場合、実は低学年からスイングスピードが上がっていないというケースが目立ちました。
その子の握力を測ったら高学年の平均レベル(20kg前後)でした。これだと野球のバットの重さ、高学年が投げるボールの速さに負ける体力です。
今まで打ててた子ですから、それなりに技術はあるんです、体力をつけて力強いバッティングができれば打てるようになるとアドバイスしてあげるだけで、自分の現在地と目標地との差を可視化させることができるので、その子のやる気スイッチが入ってくれると信じてやっています。
それにしても、子供たちの握力がホントに低い・・・
「握力増加⇒打てる子」、「握力伸びず⇒内野の頭を打球が超えなくなる子」、握力ある子とない子の差が激しくなっている気がします。
そんな格差を無くして、みんなが気持ちよくボールを飛ばせるように、『オープン・シェア革命』から色々と学んでいきたいと思います。