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慶應義塾大学野球部OBを見にキャンプへ(2025年沖縄編)

2月1日 東北楽天ゴールデンイーグルス春季キャンプ/金武町ベースボールスタジアム

午前8時20分頃、私は那覇バスターミナルにいました。
2025年の野球初めとして、東北楽天ゴールデンイーグルスの春季キャンプ地である金武町を訪れることにしたためです。
東北楽天ゴールデンイーグルスの金武町キャンプに行くのは今回が初めてで、しかもこの日はプロ野球キャンプ初日ということもあり、わざわざ前乗りまでして沖縄にやって来ました。

基本的に「公共交通機関を使う派」なので今回の目的地の金武町ベースボールスタジアムへは高速バスと路線バスを乗り継いで行きます。
金武町へ行く高速バスの「117」は美ら海水族館、阪神のキャンプ地が近い宜野座も行くので、さぞかし多くの観光客、野球ファンでごった返しているかと思いましたが、予想に反して全然人がいませんでした。

宜野座ICで高速バスを降り、路線バスに乗り換えて金武町ベースボールスタジアムに到着したのは午前10時を10分ほど過ぎた頃、ポツリポツリと雨が降る中、最寄りバス停から10分ほど歩いて球場に到着しました。

球場近くの幟
球場は道路より下にあって上から見下ろせます

球場に向かう途中、目に入ってきたのはスーパーウルトラカリスマルーキー宗山塁選手の特設グッズ販売コーナーでした。

宗山塁グッズ販売特設ブース

さすが東京六大学野球通算安打歴代7位の118本もヒットを打った選手、この扱いは当然です。
ちなみに慶應義塾大学の対宗山選手の成績は、66打数21安打、打率318、打点11、被本塁打2(増居、竹内丈)と特別変わった傾向もなく、普通にソコソコ打たれてました。

今回楽天キャンプを訪れた目的は今年プロ6年目のシーズンを迎え、昨年は1軍でプロ初先発も経験した津留﨑大成投手の様子を見るためです。

プロ野球のキャンプではピッチャーがどこで練習をしているか分かりにくいですが、津留﨑投手はピッチャーでは珍しく、ユニフォームをクラシックスタイルで着こなしているため探しやすく、わりと簡単にブルペンに入る彼の姿を見つけることもできました。

ここのブルペンは右側、左側どちらからも見ることができるので、ピッチャーを見るには非常に楽しめます。また一般客の観戦エリアとブルペンの距離も近いので、ピッチャーの投げる位置を問わず、よく見れるのも良いポイントです。

津留﨑選手、キャッチャーを座らせてかなりの球数(50~60球は投げていたでしょうか)を投げ、キャンプインにしっかりコンディションを合わせてきたのだと分かりました。キャンプ初日とは思えないほど力強くボールで、今年にかける意気込みが十分伝わってきました。

今年は1軍定着し、多くのファンの前で投げる姿を是非見たいと思います。


2月13日 北海道日本ハムファイターズ春季キャンプ/Enagicスタジアム名護

午前6時20分頃、私は羽田空港にいました。
始発の飛行機に乗るためです。
(こんな早い便に乗る必要なかったとは後になって思うことです)
この時間帯、各地へ飛び立つ第一便が多いのか、離陸までに時間がかかり予定遅れて羽田空港を飛び立ちました。

北海道日本ハムファイターズのキャンプ地名護市は沖縄本島の北に位置し、那覇空港から高速バスで1時間半以上かかります。
今回もまた高速バスです。
途中、軽い事故渋滞に巻き込まれて雨降る名護バスターミナルに着いたのはお昼12時を過ぎた頃、早くも疲れがピークに達しました。
名護バスターミナルから歩いて5分ほどで球場に到着、追い打ちをかけたのは、この日予定されていた中日との練習試合中止の知らせでした。
グラウンドには誰もいません、雨も止みません、もう本当に帰りたかったです。

寒いし、帰りたいです。

球場周辺をウロウロしていると練習を切り上げ、ファンにサインをしている選手がチラホラ現れました。
その中で、ファンに笑顔で、丁寧に、そして楽し気に対応している選手がいました。
今年日本ハムに加入した福谷浩司です

丁寧なファンサービスをする福谷

今年プロ13年目ですっかりベテラン、個性派揃いだった大学同級生たちは社会人野球に進みましたが、その多くがすでに引退しました。
その中、プロの第一線でまだまだ必要とされるのは本当にすごいことです。
新天地での活躍願ってます。

雨も降るし、風も強いし、折り畳み傘がひっくり返るし、いい加減もう帰ろうかと思った頃、ようやく郡司選手がファンの前に姿を見せました。
こちらも相変わらずファンサービスは丁寧にするタイプです。

郡司タオルにサインする郡司選手

この日の郡司選手は「今日の練習試合で古巣中日をボコボコにしたかった」と言いたげなとても良い表情をしていました。
そしてジャンクSPORTSに出演した人しかもらえないという赤いキーホルダーみたいのを自慢されました。
郡司選手、ジャンクSPORTS出演とご結婚おめでとうございます。

2月14日 広島東洋カープ春季キャンプ/コザしんきんスタジアム

午前10時頃、私は「沖縄タイムス前」バス停にいました。
今日は路線バスで広島東洋カープのキャンプ地、コザしんきんスタジアムに行きます。
 
広島東洋カープの沖縄キャンプは昨年も訪れました。ここはメイングラウンド、ブルペン、室内練習場、陸上トラックが近くに集まっていて、移動も楽なキャンプ地です。

広島東洋カープの一軍キャンプは、前半が宮崎日南、後半はここ沖縄で行われ、今年プロ4年目の中村健人選手が一軍キャンプに参加しています。
沖縄キャンプ初日の前日が雨だったため、実質この日が沖縄キャンプスタートということもあり、色々な練習を見ることができました。

久しぶりに見た中村健人は以前にも増して、大きな体になっていました。
特に上半身の筋力アップは目立ち、もっと打球が飛んでもおかしくないと思わせるほどです。
大学3年秋に急成長し、開花した姿を今年広島で是非見たいと思います。

またメイングランドであるコザしんきんスタジアムは16時で閉場になります。この時間が全体練習終了時間のようなに思いましたが、メイングランドで引き続き練習する選手、室内で練習する選手と各々が夕方以降もメニューをこなしていました。
さすが広島でした。


2月15日 読売ジャイアンツ春季キャンプ/沖縄セルラースタジアム那覇

午前10時頃、私はゆいレール県庁前駅にいました。
この日は読売ジャイアンツのキャンプ地沖縄セルラースタジアム那覇に行くためです。
沖縄滞在最終日に巨人のキャンプを選んだのは単に空港から近いからです。
この日は巨人の沖縄キャンプ初日ということもあり、多くのお客さんが球場に詰め掛けていました。

読売ジャイアンツ沖縄キャンプには今年プロ3年目となる萩尾選手が参加しています。

午前中の打撃練習では厳しい表情を見せることが多かったですが、午後の走塁練習では笑顔をたくさん見せていました。
年齢的に若手の中でのお兄さん的ポジションのような感じになっているようですね。

トンボで素振り中の萩尾選手
昨秋の東京六大学野球リーグ最優秀防御率のタイトルを獲得した渡辺和大投手の同級生と萩尾選手

昨年は声はたくさん出ていましたが、今年はたくさんホームランが出て欲しいと思っております。

今回は4日間のうち、3日も雨が降り、ダウンジャケットが必要なほど寒い沖縄でしたが、そこそこ楽しめました。
まずは皆さん、無事にシーズンインしてもらいたいですね。


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