X DESIGN ACADEMY Osaka-basic course
今回の反省点では、以下を理解していなかったところです。
・授業には正解がある
・ヒントは各所に置かれている
・伏線回収ができないと正解が出せない
今回のポイントは
調査をうまくできるようになることでも色々なアイデアを出せるようになることでもなく配置されたピースを拾い出すセンスがあるのかないのか。
資料にも、講義にも親切に配置されているにも関わらず 答えに近いものを大事なピースとして拾えなかったのは自分でなぜだろうと思いました。
食事、炊飯から離れた方が良いのではないかと思いつつ主張しきれなかったのは
、資料と説明のメモからここにこれだけの要件が揃っているので
「炊飯ではない」という解を導き出せなかったため。
感覚でなく裏付けを説明できなければ、意見としては不十分という不安がありました。
後に作成したビジネスモデルキャンバスが的を得ていたかと言えばそうでもなく
これも、資料と講義内容を短時間で自分に取り込むことができなかった反省につながります。
インタビューを振り返るとヒントがその中にありどこで何を聞くのが有効かを拾うのは元より
された質問はそこに視点を移すことを求められている
その場でまとめとしたのにはキーとなることを伝えている
という意識で今後は話を聞くべきです。
<講義>
2日、日が経ってしまった為、自分の普段興味を持つ内容が印象に強く残り、まだ勉強して浅い内容の記憶が薄い。
残った方は自分の中で脚色がされている。インプットにフィルタがかかると、アウトプットがねじれることが心配になります。
その心配もありつつ強く印象に残っていることを上げれば以下の点。
発見と定義の部分に多くの時間をかけること。アイデアは自ずと生まれる。
日本企業は企業の世界観を作ることが圧倒的に弱く
どのように企業は儲けたいと思っているのかコンサル側だけでなく企業側でも意識してもらう必要がある
何を提供して儲けたいのか どういう思想を持つ企業か どういったビジネスモデルを考えるか ということを
企業と一緒に考え、企業に知見が残るようにすることが必要と思われる。
人が何を求めているかを正しく知る。「便利さ」「簡単さ」は求めていない。
人の幸福が何かを考えた時に、転職の理由に最も多いのが「賃金」ではなく「環境」ということからも、物理的、金銭的、なところに価値は置いていない。
ブランドは便利さを求めていないユーザーに対して
企業が何を提供したいと考えているか、どんな思想で経営をしているかをユーザーに伝えるためにあると思います。
ユーザーは、便利なものを買いたい、品質の良いものを買いたいのではなく
企業の思想や、社会的な取り組みに共感して企業を選ぶ。
長い期間ブランド名の神輿を担ぎ続けることでブランドが成立するのではなく
ユーザーが共感できる思想を持つかどうかでブランドが成立する。
企業の魅力を十分に伝え、ファンとなるユーザーを掴むためには、これまで持っているブランディングの知識をなぞるのではなく、社会や人に何が貢献できるかを考えないといけないと思いました。
<ビジネス調査>
インタビューメモを見返すと商品のカテゴリーごとに、
ユーザーの変化や商品に価値を感じるポイント 類似する事例を全て説明されていました。
企業側の資料に書かれていない商品、競業他社の動向、競業の方が優勢であるポイントが述べられ 企業が狙っても徒労に終わることについてはその理由を、他社商品の事例と一緒に長く説明されていました。
オーディオマニアの例は2週に渡り語られ納得して聞いていましたし
直接 米の炊き上がりについても高齢者と若年層では価値が異なり
旅行会社の例からも味を追うことに意味がないことをはっきりと言われていました。そして付け加えるのでなく業態を変えることをキッコーマンの例で明確にされていました。
そしてトースターのキッチンでの場所取り合戦に話が移り
最後に、「この会社が持っている資産は技術でもない。ブランディングしかないと思うこの名前を使って何かと組むのが一番良い。」と締められていました。
自分が企業にインタビューを行ったとして
これだけのピックアップすべきポイントがわかりやすい情報が入ったインタビューができるわけでなく
この内容からですら重要なポイントを拾いきれていないので
次からの目標は、ちゃんと情報をピックアップできるようにすることと
情報の価値を計れるようにすること。
将来的に仕事がなくなりワークシェアで1人あたりの給与が減るとか、仕事の取り合いになるから勝たないといけないとか、反面、歳をとれば退くのが正とかそんな話も聞く中 退くことなく仕事を続けられるのは一部
向き不向きはあるにせよ積み重ねて覚えるしかないとピックアップのセンスのなさを感じつつ思いました。
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