iPad奮闘記（その1）

　以前からタブレット端末を買おうと思っていたが使う用途がはっきりせず先送りにしていた。
営業も兼ねて自分の撮った画像を入れるという明確な目的ができiPadを買うことにした。普段はWindowsを使っていてMacは仕事先等で軽く使うだけで操作の違いを感じることもあるが慣れだろうと軽い気持ちで考え画像をどうやって見せるかなど購入前からあれこれと思索した。

iPadに入っている画像を扱うアプリは「写真」。

予想以上に使えない「写真」

当然だが説明書もなくネットに出ている使い方も簡単なことのみ。スマホもそうだが適当に動かして動きをみるしかなくまずは画像の入ったtest用のフォルダをダウンロードすることに。iCloudを使ってアップロードすることを推奨しているが容量があるのでiTunes経由でアップロード。
「写真」アプリのMacからという項目に画像が取り込まれたがフォルダが無くなり画像のみと複数のフォルダをアップロードした場合に困るなと思いながらマイアルバムという項目のところにフォルダを作成し画像をコピーしビューアで見ると大きな誤算が発生。
なんと画像の順番が違うのだ。
アプリの並び替えはカスタム（名前だけ）、古い順、新しい順しかなく画像の名前の順番にはできない。
Windowsのソフトなら当たり前のことだがそこはMac。
さらに困ったのは複数のフォルダを送っても最初のアップロード同様フォルダを無くして画像のみにしてしまう。
それに加えiTunesで送る時にPC側と同期するのだがこれがひとつでも違うと「写真」のマイアルバムで作ったフォルダを警告なしで一瞬にすべて消してしまうなど作業は難航していくのだった。

次にicloud経由でアップロードしてみることに。
ネット経由ということでたくさんの画像を送ると時間がかかるので試しに30枚アップロード。
時間的には大したことはなかったがここでも問題発生。
二つのフォルダに分けたがiCloud上ではiTunes経由同様フォルダが無くなったうえに画像は名無しと最悪の状態に。
フォルダは無くても画像の量を減らせば対処できるが画像の名前を改めて一つ一つ入れていくのは時間の無駄としか言いようがない。
WindowsとMacという別のシステムのものを連携して使うとはいえこれほど酷いとは予想外だった。

（その2に続く）